【華が教える女性のオナニー教室】 華が定期的にコラムを書いちゃいます!がんばりますのでヨロシクね〜〜。 |
■第八回 実践編 指でしてみる 〜入り口がいい?奥がいい?〜 |
女性がオナニーするときに、重点的に刺激するのがクリトリスですが、それに負けない性感帯が膣です。 膣だけを刺激してもいいですし、クリトリスと一緒に刺激することによって、さらに快感を得ることができます。 しかし、クリトリス刺激が嫌いだという人がそれほどいないのに比べて、オナニーでは膣刺激をしないという人や、セックスのときに膣では快感を得られない、という人がいるのも事実です。 膣への刺激がない状態で、クリトリス刺激だけで絶頂に達するのは、クリトリス刺激が好きな人には、そんなに難しい事ではないのですが、膣で快感を得られない人が、膣で絶頂に達するまで性感を発達させるのは、オナニーでもセックスでも難しいのです。 三大性感帯といわれる膣の性感が、クリトリスや乳首と違って、大きな個人差があるのはなぜなのでしょうか。 膣には、クリトリスほどたくさんの神経が通っているわけではありませんので、全体的に見れば鈍感なのですが、神経の集中している部分がないわけではありません。 ですから、膣よりクリトリスのほうが性感が高いというわけではなく、膣の中の感じる部分が、刺激するには、テクニックの必要な位置にあるということなのです。 指の短い女性にとって、リラックスした姿勢で、膣の中を思うように刺激するのは大変です。 刺激しやすい、クリトリスに重点を置いたオナニーをしていれば、自然と膣の性感が発達しにくくなってしまうのですね。 ではパートナーがいて、膣への刺激を行ってもらえば、膣でも感じることが出来るようになるのかというと、それも違います。 性感を高めるには、「ここが気持ちいい」ということを体に教えるのが大事、というお話をいたしました。女性の膣内のどこが感じるかというのは、一人一人微妙に違います。 膣に対する勉強不足の男性では、そのポイントを理解して的確に刺激することができません。 さらに、膣刺激に慣れていない女性は、自分のGスポットがどこなのかも分かりません。 自分の気持ちいい場所は自分がいちばん良くわかるものですが、膣に関しては違います。 まず発見して、それから育てていく性感帯なんですね(^_^)。 そんな、ちょっとヒネクレ者の性感帯・膣ですが、手がかかる分、性感帯を発見して、性感を高めていけば、クリトリスなんてメじゃないくらいの快感を生み出してくれます。 「膣で感じない」とお悩みの方は、まず膣の快感ポイントを探して、気長に性感を高めていくのがいちばんの近道。 もしパートナーがいれば、「ここはどんな感じ?」「ここは気持ちいい?」なんて、研究を兼ねた愛撫をしてもらうのもいいですね。 膣の性感は人それぞれ。そのぶん奥が深いんですo(^_^o)。 そして膣の性感を高めるには、セックスよりオナニーが適しています。 まだ経験があまりない人には、「気持ちいいセックス」の練習にもなりますね。 パートナーと一緒にあーだこーだと探すのが恥ずかしい、という方ももちろんいるでしょう。 クリトリスと違って、見れば場所が分かる、というものでもありませんので、自分で刺激したほうが分かりやすいのです。 自分の性感を理解するのは大事なことですしね(^_^)。 まず、膣を指で刺激するときは、必ず愛液かローションで充分に潤っている状態にしてくださいね。 寝ている状態では手前までしか指が届かないので、体育すわりで足を開いたような体勢がやりやすいかもしれません。 片方の手の人差し指と中指をそろえて、膣口を触っていきます。 膣口はかなり敏感な部位なので、優しく、強くと緩急をつけて触るようにすると、それだけでかなりの快感を得られます。 クリトリスや陰唇を刺激しつつ、広い範囲で刺激するのもいいですね。 頃合を見て、もう一方の手で入り口を軽く広げ、二本の指をゆっくり膣に挿入します。 気分が盛り上がっていると、指先を入れただけで、膣の中が狭くなっているのが分かります。 もともと膣は穴があいているわけではなく、普段から膣壁どうしがくっついた状態なのですが、興奮すると壁が膨らみ、さらにきつく、狭くなるのです。 さらに第二関節の手前ぐらいまで挿入すると、膣の中のヒダがどうなっているのかも分かりますので、指をすこし曲げて、ヒダをこすってみましょう。 膣の中は刺激に鈍感で、びくびくするような刺激はあまりありませんが、何層にもなったヒダをこするのは、指先からの感覚がいやらしく、興奮します。 膣に物が入っている感覚が心地よく、心理的には興奮しても、快感としては何となく物足りないような、微妙な感覚です。 じらされるのが好きな人にはおすすめです。 指を入れるのに慣れてきたら、今度はもっと深くまで入れてみましょう。 まっすぐ伸ばした指を押し進め、膣の奥に当たったら軽く押します。何度か続けてつつくと、その刺激で愛液が分泌されてきます。 ここではごく軽く、優しくするのがポイントです。 そうなったら二本の指をVの字に開き、軽く曲げて、左右に回転させます。 速度は好みで、速くやってもいいのですが、ゆっくり丁寧に、指の関節や指先が膣壁を強めに押すようにすると快感が深まります。 また、指を一本だけにして「く」の字に曲げ、出し入れする方法もあります。 この方法は、愛液やローションで膣が潤っていれば、水の音が恥ずかしいくらいにしますので、聴覚の刺激で興奮する、という人におすすめ。 最初はゆっくり、興奮するにつれて徐々に速くしてゆくのがいいでしょう。 この二つの方法は、膣内の感じ方が違いますので、好みやそのときの気分で使い分けます。 慣れてきたら、指をV字にして回転させる方法と、くの字にして出し入れする方法の、二つの動きを合わせて、指をV字に開いてすこし曲げ、回転させながら上下に動かす、ということも出来ます。 指がらせん状に動くイメージですね。 これはちょっと複雑な動きですが、膣壁への圧迫感と刺激はかなり強くなりますので、膣刺激が好きな方や、上級者さんにはぜひチャレンジしてもらいたいです(^_^)。 |