■■今回のあらすじ■■
和行と玲は同棲カップル。弱小劇団に所属している2人は昼はフツーに働く日々。
まだ20代なのに実は1ヶ月ほどセックスレス…そんな2人に救世主登場!
そして2人の夜は…
--------------------------------------------------------
■■STORY■■
「ドロンジョ様が24歳としたらさ、あの3人組で一番年が上なのってボヤッキーなのかな?」
と和行に問いかける私。
「ん〜?意外とトンズラーが50歳とかだったりして…」
深夜のニュース番組を見ながらしょうもない会話をしている。
萩原和行 27才。 私、北沢玲 25才。
同居を始めて1年ほどになる。古いアパートの二階。
1DKの部屋に元々住んでいた和行の所へ私が色々あって転がり込んだ。
2人共マイナー劇団の立ち上げ当時の同期メンバーで知り合ってからは5年位。
和行は脚本・雑用担当。私は女優・雑用担当。
要はやれる事はなんでもやる!マイナー劇団員の宿命…
昼は普通に働いている。これもマイナー劇団員の宿命…
それにしても部屋に帰ってきてから、和行が挙動不審なのだ。
気になってしかたない。
「ね―なんか今日おかしくない?ちょっとニヤついてるし…」
思い切ってツッこんでみる。
「…えっ?べっ・つに普通っ…だと…普通だよ。」
動揺してる。絶対なんかおかしい。
Hしたいのかな?でもHの前にニヤつく事なんかあったっけ?
実は1ヶ月ほどしていないのだ。芝居の公演で忙しい時期で疲れがたまっていた時に、私が全く濡れなくて痛くて出来なかった…
和行も凄く申し訳なさそうにしてた。
別にケンカしたわけでもないのに、あれ以来微妙に気まずくなった。
突然、和行が真剣な顔で「実は!見せたいものがあるんだ!」
「えっ!?何なに?もしかしてプレゼント?」ワクワクしてきた。
テーブルの上にポンと置かれた物を見て
「…何これ?…ペペ…?ドレッシング?」
本当に何か分からない。
「ローション」
という答え。
「美白系の?」
さらに質問する私。
「…いや…化粧品じゃなくて…その…H用の…」
「はじめて見た!!ふ〜ん、なんか普通のボトルなんだね。
H用のローションってもっとヒワイな雰囲気醸し出してるものだと思ってた。」
ヒワイな雰囲気がどんな雰囲気なのか問いただされたら私もよく分からないけど。
「ショップKIYOってネットから注文して、俺今日遅番だっただろ午前中に配達してもらったんだよ…玲がこの前痛がってたからさ」
!気にしてくれてたんだ…最近和行の気持ちがよく分からなくてちょっと不安だったから、なんだか嬉しい……
「H…する?」とニコニコしながら和行が言う。
「なんか、やらしい〜」と一応言ってみるが本当は興味しんしん。
既に就寝(のみ!)するつもりで敷いてあった布団に横になった。
こうして抱き合うのが本当に久しぶりでなんだか暖かい。
そっと唇を重ね合わせて徐々に舌をからませたり吸い合ったり…首筋から耳を指で往復する様になぞられ、うっとりしてくる。
Tシャツの上から乳房を手のひらで押しながら回されると切ない息が出て、体の力が抜けていく。
「服、全部脱がすよ?俺も脱ぐけど。」
(ローション使うのね♪)そう考えただけでドキドキする。
2人とも服を脱ぎ全裸になった。
ボトルのキャップを外し透明の液体を手の中へ押し出している。
両手をこすり合わせ液体を手のひらに広げてその手で私の両乳房全体を包み込む様に触れ始めた。
わきの下から押し上げてみたり、優しく押しつぶしてみたり。
マッサージみたいに手をゆっくりと動かす。
充分刺激を受けたせいで乳首が固くなってきているのに、焦らしているのかそこには直接刺激を与えようとしない。
ローションを塗られている場所全体が光って、手を離すと手と肌の間で糸を引いている…
(あんなに糸引いてる…すごく…いやらしい…)息が激しくなって、腰がうねるように動き出す。
「…気持ちいい?…腰動いてるよ…」
「ヤダ…」
親指で乳首を押された
「あっ…」
つい声が出てしまう。
はじくような指の動きが舌で舐められているような…でもそれとも少し違う…初めての感覚が気持ちいい。
さらに乳首をつまんで揉まれると自分でもだんだん下半身が熱くなっていくのが分かる。
膨らんで…愛液が溢れそうな…
「んっ………あぁ………はぁっ」
ここのアパートは隣へ音がつつ抜けなので声を出せない。
再びボトルをとり、私の腰の脇へ座るとボトルを逆さまにしてヘアを掻き分け直に大量のローションを流し落した。
手にとって塗られると思い込んでいたので完全に不意をつかれた!
ひんやりした感触が一番敏感な部分をとらえる。
「うぅっ!」
一瞬全身が硬直するともっと強い刺激を求めるように腰が動く…
その動きに従うようにローションがゆっくりと這いながら膨らんだ箇所を流れ落ちる。
「く………んっ」
必死で声をこらえる。
私に添い寝する形で和行が横たわり、足の間のローションで満たされたところへ手を滑りこませる。
手を触れられ密着させて動かされると優しく触れられている感じなのに、指の動きは生々しく伝わる。
初めはひんやりしていたローションが体温に馴染んでいく。
今一番触れて欲しい場所…突き出し敏感になっているところ…そこへ手を当てられ左右へ揺らされ、揉まれていると
愛液がじわじわ滲み出てきた。
指を出し入れされ卑猥な音をたてられると、自分がすごくHな女にされていくみたいで淫らな気分になる。
執拗に責められ続けられて体全体がビクビクしてくる。
「…ねぇ…もう、ダメ…手だけでイッちゃいそう……」
「…欲しい?」
言葉で答えず、ただ頷く。
「待って!…後ろからして。」
絶対に声を我慢できない。
顔を枕へ埋めて、かろうじて声を小さく出来る。
枕をたぐり寄せて口を塞ぐように当て、お尻を高く突き上げた。
私の腰に手を当てると和行の固いものが触れ先端だけを出し入れしている。
「もうイヤ…焦らさないで!」
声が泣きそうになってる。
「そんなに欲しいの?玲はHだな…」
嬉しそうに言うと一気に私の中へ入ってきた。
いつもより熱く固くなっているのが分かる。
(和行もすごく興奮してる…)頭が熱くなった。
2人共自然に腰が動き出す。
私の内部が収縮して熱いものをくわえ込んでいる。
和行はこね回す様に腰を動かし続ける。
「玲、今日スゴイ…締めつけ…キツイ…」
(そんな事言われたら…もう…ダメ!)
背後から手を回されローションと愛液の混じりあった
ぬるぬるしている前部を刺激され突き上げるような腰の動きになった途端…
「はぁはぁっ…いやぁ!…あっ、い…いくっ!あぁ!…っう!」
頂点に達してしまった…同時に和行も低く呻き、気持ち良さそうな息を吐き出した。
切なく激しかった息が徐々に静まり余韻に浸りながら深い満足を感じていた。 |