■■あらすじ■■
千春(30)は娘を妊娠中、夫の由紀夫(35)が浮気していたことを知る。
夫は平謝りし反省したものの夫婦関係は気まずくなり千春は関係修復のため
刺激的な夜の営みができないか思案しコスプレに挑戦!
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■■STORY■■
届いた商品を確認して赤いチャイナドレスを試しに身に着けて鏡の前に立つ
ドレスの長いスリットから出る白い脚
(こうして見たら私だって、まだまだイケてるよね)
夫とのプレイに期待がふくらむ。話は、つい昨日のこと…
「こんな小っちゃい手にちゃんと爪が生えててさ、かわいいなぁ…」
娘の佐里名を抱っこして小さい手を握る玲。彼女は以前勤めていた会社の後輩
佐里名を産んでから半年ぶりに私の家に遊びに来ていた
「旦那さん佐里名ちゃん可愛くってしょうがないんじゃない?」
「今から嫁にはやらないって。…それよりさ浮気、してたのよ!」
「え!うそっ!」
「佐里名が生まれる前なんだけど、なんとなーく怪しいとは思ってたのよ。
ホテルの名前が記入されたカードの領収書が出てきて問い詰めたら青ざめてさ!」
「旦那さんラブホテルでカード使っちゃったの?」
「そう。もう!本当バカでしょ!?相手はキャバクラのお姉ちゃんみたいだけど
私がつわりで苦しいときに浮気してたかと思ったらブチキレちゃって
手元にあったフライパンでブッ叩いてやったのよ!」
「うんうん、気持ちは分かる!」
「旦那叩いてる最中に力入りすぎたみたいで破水して、それで救急車呼んだのよ。」
「そうだったんだ。旦那さん…もう浮気は?」
「謝ってくれたし浮気はしないって約束したし、今は佐里名にべったりだもん。
ただねぇフライパンがトラウマになったみたいで…」
「トラウマ?叩かれたから?千春さんが産気づいてショックだったのかな?」
「うーん…多分両方じゃないかな…浮気のこと思い出すと腹はたつけど
佐里名の面倒よく見てくれてるしね…でも気まずいかんじは残っちゃった。」
そして相談した結果、夜の営みの刺激になるようなきっかけを作る…ということで
玲と彼の御用達アダルトグッズのお店KIYOをネットから見ている
「へぇ…アダルトグッズも変化してるんだ。旦那とは使ったことないんだよね。」
「千春さんとしてはどういう刺激が欲しいわけ?」
「えー?どういうって…しいて言えばマンネリ解消かな?」
「それじゃ漠然としすぎだよ。」
「…そんなこと言われても…ねぇねぇ、コスプレってしたことある?」
「ない!芝居で色々な衣装着てるもん。いまさらってかんじ。」
玲は働きながら劇団の女優をやっている
「だよね…女優だもんね。なんかさ女スパイみたいな衣装とかないのかな?」
「女スパイの…衣装?スパイって普通目立っちゃダメなんじゃないの?」
「ていうか、そんなイメージだよ。ほらガーターベルトに銃とか隠したり♪」
「ああ、そういう…ガーターベルトだったらあるよ。ほら。」
パソコンから画像を見る
「これって下着だけってこと?」
「うん、そう。コスプレ衣装だったら…ほら、こんなかんじ…」
商品を見ているうちにイメージが段々固まってきた
「チャイナドレスにガーターベルト!決定よ!サイズは?…確認しよう!」
受話器を取り画面を見て電話番号を押す
「え!電話で聞くの!?メールでも問い合わせできるよ?」驚いている玲
「今すぐ知りたいんだもん!ちょっと静かにしてて………あ、もしもし
商品のことで、お聞きしたいんですが。チャイナドレスのサイズなんですけど…
Mサイズというと普通のMですよね?……ええ、今この電話で注文できますか?
あ、明日配達お願いできますか?……はい。ええ支払いは代引きで。
……そうしたらチャイナドレスとモードブラレット&ガーター&ショーツそれと
レース付ネットストッキングです。ついでにローターで何かオススメありますか?
……じゃ、それもお願いします……はい、どーも。」
「…千春さん、強い…私は電話でローターのオススメは聞けない…」
「そう?でも悩まないで注文できて簡単だもん、女の人が丁寧に教えてくれたし
『ミスティック』ってローターがオススメみたいで一緒に注文しちゃった
明日届くって速いよね。あ、代引きにしたんだ小銭用意しておこう。」
翌日ちょっとドキドキして荷物を待った。
自意識過剰だとは思うけど宅配の人にはアダルトグッズだと思われたくない
届いた荷物は無地のダンボール商品名は『化粧品』のカモフラージュ表示
当然だけど宅配の人も普通の人だったしアダルトグッズだと分かるはずもない。
そしてダンボールを開けた…
いよいよ休日の前夜。くどいほど夫に明日用事がないことを確認して入浴させる。
私は昼間入浴を済ませたので夫が入浴している間に黒い下着をつけ
ガーターベルトに網タイツを着用していくうちに卑猥な気分になってくる
そして赤いチャイナドレスを着る。娘はベビーベッドですやすや眠っている。
アイラインをばっちりひいてマスカラをつけ赤い口紅を塗って夫を待つ。
…ところが待っている間にだんだん不安になってきた
(そもそも私がチャイナドレス着たかったってハナシだよね、ドン引きするかも
コーディネイト変とか言われたら…あ!階段上がって来た!どうしよう〜)
慌てても遅い。夫は寝室のドアを開け、そして無言で私を見つめ
「あ、あのねっ!違うの、なんていうか試しに着てみたっていうか」
何が違うのか、自分でも訳が分からないことを言っている
「…千春…そっ、そのまま!ちょっと待ってて!」
夫は部屋を出てドタバタと足音をさせ戻った。手にデジカメを持っている
「なっ!その格好撮っていいだろ?」声が興奮している
「…うん…いいけど…」(他人に見せるはずもないからいいんだけど)
意外な反応だったけど夫は喜んでくれてるみたい。不安が一気に消えた
「千春!なんかポーズとってみて!」
鏡台の前の椅子を取る。木製で背もたれに細かく縦に格子の入ったシックな椅子。
椅子に横すわりし足を組み片方のひじを背もたれに乗せ、一方の腕で髪をかきあげる
組んだ足からスリットが開きガーターベルトと網タイツを見せつける
「どう?こんな感じ?」
「おお〜!いい!チャイナ色っぽいな〜!うぉ、ガーターベルトじゃん!」
娘が目を覚まさないように互いに小声なのがなんとも言えない空気をかもしだす
夫は数回シャッターを切り
「椅子にまたがって座って、そんで頬杖ついてみて!」
椅子を動かし背もたれを夫のほうに向けて足を大きく開いて座りポーズ
「こう?」
「いいね〜!」
あまりのノリの良さに驚くが悪い気はしない。夫は腹ばいになって撮影しだした
「下からのアングルがいいんだよな〜」
ほとんどカメラ小僧のような夫に視姦される気分で下半身が潤んでくる
「指くわえてみて…いいよ…きれいだよ…」
ドキッとした。結婚してから2年ひさしぶりに聞く言葉
「よし、じゃ少し脱いでみようか?」
「えぇ!やっだぁ〜」といいつつ期待で胸が妖しくときめく
「そのボタン上から2つくらい開けてよ」
「もう…いやらしいな」ボタンをはずすとカメラ越しに
「色っぽいな〜いいよ〜…色々ポーズとってみて」
椅子の上でモデル気分になって様々なポーズとる。光るフラッシュ!
「いい、すごくいい!ガーターベルトはずして網タイツ脱いで…」
夫に挑発的な視線を向けて、片足を椅子に乗せスリットから足を大胆に出す
ガーターベルトをはずし網タイツを焦らし気味に下ろす
その時もう一方のタイツにはさんでおいたローターが落ちてしまった
(あ、やっちゃった!)
操作部がパソコンのマウスみたいなメタリックな感じのローターを拾う夫
「なに、これ?もしかしてローター?」
「うん、そう。使うタイミング考えてたんだけどバレちゃったね」
「…千春…俺もう我慢できない!」
パジャマのズボンの上からでも分かるふくらみがあった。
夫は私と入れ替わって椅子に座り、私は夫の膝にまたがる形で乗り2人で向きあう
「このローターどうやって使うの?」黒いローターを手にとって眺めている
「こっちのマウスみたいなほうがスイッチ。ゲームの電源みたいなマーク押して」
「お!マークが赤く光った」
「波のマークのボタン押してみて」
コードでつながってるうずらの卵位のローターの本体がぶるぶる振動しだした
「振動が7種類かな。押し続けると変わるでしょ?」
子供みたいな表情でボタンを押してローターの振動を試している
「うわ、整体のマッサージ機みたい。同じ振動でも途中でパターン変わるよ?」
「IC制御になってるのよ…4番目くらいのが一番変わるよね。」
両腕を夫の肩にまわす…熱く見つめあい唇を重ねる…ねっとりしたキス
ドレスを脱がされパサリと床に落ちた、突然背中にくすぐられるような動きを感じて
「きゃっ!!」
「しぃ〜佐里名が目覚ましちゃうだろ。ローターは静かなのに声が大きいよ。」
気になって娘が眠っているのを確認する
「だって!いきなり、びっくりする…じゃない……ん…」
「感じる?」優しい目で私を見つめる夫
「…うん」
夫はローターを背中からゆっくりと首筋に這わせ首や耳たぶにローターをあてる
「あ…んんっ…」振動でゾクゾクしてくる
「千春、かわいい…」
ローターの振動部分をコードからぶら下げてブラの上からバストをつつかれ
性感帯の脇腹を集中的にローターで狙われて、いやいやをするように首が動き
そんな私を嬉しそうに見つめている
「あっ!ああ…あ!」
夫はローターをブラの中に入れて私のふとももの奥に手を潜り込ませる
下着の上から割れ目をなぞる…
「パンツびちょびちょになってる」
「だって…気持ちいいんだもん…うっ、ん…」
腰がとろけるような心地をたのしむ、気づくとブラをはずされていた
ブラから開放された乳首の周りを振動するローターでなぞられる
「う…ん…」
「乳首コリコリになってる」
夫は興味津々で様々な振動パターンを試している
できるかぎり声を抑えてはいるけどローターで乳首を下から持ち上げられたら
「あ!あっ!」
「声おおきいよ…俺の愛撫より気持ちいいのか?」
「由紀夫の使い方がいやらしいのよ…あっ…」
ローターは下半身に降りていって一番敏感な部分をとらえる
腰がビクンと動いて上半身がのけぞって、たまらず夫の肩をつかむ
「あんっ!」
慌しく下着をひき下ろされ愛液でトロトロになった部分にローターを挿入される
夫は私をイカせないように弱い振動にしてクリトリスを指で優しくもみほぐす
内部で振動しているローターがぐちゅぐちゅ音をさせている
「んっ!んっ!……!!」
娘が目を覚まして泣き出したら中断しなければならないけど止めたくない
必死で声をこらえようと手の甲で口をふさいでも声が漏れてしまう
「やぁっ、もう…もう、だめっ!」
夫はローターを取り出すと、もどかしそうにトランクスごとズボンをさげた
私は腰を上げ、いきり立っているものにまたがりズブズブと体を沈める
腰に装着されたままのガーターベルト、ずり落ちたタイツ、床に落ちたドレスと下着
黒い下着に付着した愛液が乾燥して白っぽくなっているのが見えた
「千春の中あったかい…」ため息まじりの声が私の耳をくすぐる
2人でつながったまま再びローターはクリトリスにあてられ電源が入る
「ああっ…あん!」
「すごい、中ヒクヒクして搾り出されそうだよ…」
ローターの振動は激しく強く
「いやぁ!イっちゃうっ…!」
夫の手は片方でローターを押しつけ、もう片方で私の腰を支え膝を上下させている
私は夫の腰に抱きつき足先はつま先立ち状態になって自然に腰が動く
2人の動きでガーターベルトは揺れ、振動で椅子がギシギシと音をたてている
互いの太ももが汗ではりつき呼吸はさらに甘く荒々しくなって
「わたし…だめっ!ああっ!」
私の中が甘い快感で満たされ夫の熱いものを強く吸い込み夫は私の体内で放出した
2人で見つめ合い静かに微笑んだ
「ローターおまえのでべっとりだな…」
「…防水になってるから洗っちゃう。」
翌朝、目玉焼きをフライパンで焼いている私の姿に一瞬固まる夫
(やっぱりフライパントラウマは抜けないか。でも良いクスリかも…)
「な〜に?フライパンがどうかした?」
「え!べ、べつに…」
「…また浮気したら次は熱々のフライパンで叩くから。そのつもりで…」
「しないって約束したじゃないか〜!それよりさ!!体、筋肉痛になってない?
昨夜ちょっと頑張りすぎて無理な姿勢でしてたよな、なっ!」
話題を変えようとしてる
「ん…私も脚が筋肉痛。でも、楽しかったね。」
「えへへ、またしような。」
* END *
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