■■あらすじ■■
半年前に人間ではないもの【妖魔】をドライオーガズムで弄んでしまった美紀(26)
(※第21話を読んでね☆)
ふとしたきっかけで彼の剛(27)は半年前の美紀の浮気を疑う。
そして再び妖魔が美紀の前に現れる。美紀は彼との関係修復を妖魔に要求するが…
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■■STORY■■
ゴム手袋を手にはめて私は外科医の気分。ローションを手に取る、すると彼が
「ねぇ美紀、久しぶりにアレ…ガラスのアナルスティック使ってよ。」
ある事件でスティックは紛失したけど理由は彼には言えない
「ガラスの…クレアかな?えーと、実は失くしちゃったの…」
彼はベッドの上に寝そべったまま
「え、そうなの?珍しいな美紀が物失くすなんて。ふーん…実は他の男に使って
そいつがスティックを記念に持って帰った…なーんて?」
「ええっ!?」
めったに冗談を言わない彼の的確すぎる言葉に異様に驚いてしまった
「え?なんでそんなに驚いてるの?冗談だったのに…」
「う、や、やだ。全然驚いてなんかいないわよ。」
しどろもどろの答えに彼の表情が険しくなる。彼はベッドから起き上がって
「…まさか…浮気なんかしてないよね?」
二人っきりの時は100%私のほうが攻め役なので、まさかの問い詰めに動揺を隠せない
「浮気なんてバカなこと言わないで!」声がうわずっている
「そういえば…あのスティック半年位使ってなかった…その頃なの?」
「ど、どうして浮気したって決めつけるのよ!?」
居直るしかないけど完全にいつもの私じゃなくなっている、そんな様子にますます彼は
「美紀…いつもの美紀じゃない…」彼は脱いだ服を着始めた
「ねぇ。なんで服なんか着るの?」
「俺、帰る!」
「剛!ちょっと待って!」玄関に向かう彼にしがみつく
「美紀なんて!もう、う、ぐすっ…」涙目で私を見つめると部屋を出て行った。
素肌にガウンを羽織りながら彼に電話をする
「もしもし剛?」
『現在この電話は電波の届かない…』留守電状態。電話を切ってメールを打つ
>剛このメール見たら連絡して
メールを送信した。ソファに座ってあれこれ考える
(浮気したっていえば、そうなるのかもしれないけど。するつもりでしたわけじゃ…)
小一時間ほどぼんやりしただろうか。彼から何も連絡がない
(電話、朝になってからにしようかな………あぁっもう!飲んでやるっ!)
彼のために缶ビールは常に冷蔵庫の中。缶を開け一口飲む、すぐに酔った。
今夜彼のために準備しておいた耳栓を手に取りビールを持ってベランダへ出る
柔らかくて耳の中でフィットするタイプの耳栓をじっと見つめた…
ぼんやりしていると鳥らしい羽ばたきの音がして何かがベランダの縁に降りた
見ると人間の姿をしている
「よっ!美紀ひさしぶり♪」半年前、私がアナルプレイで弄んだ妖魔だった
「あー!!あなた!あの時のヘタレ妖魔!!何しに来たのよっ!!」
「ひっでぇヘタレって。人間界ブラブラしてたら美紀の姿が見えたから挨拶に来た。」
黒いレザーのノースリーブジャケットとショートパンツで完璧なボンテージスタイル。
銀色の髪に赤い瞳の男妖魔はベランダの縁に座って脚を外に投げ出している
「すごい格好ね。また人間の獲物狙って来たの?ヘタレ妖魔君は?」
「ヘタレ妖魔って、止めてくんない?シトリーって名前があるんだぜ。
ちなみに特技は性愛に関すること!」
「シットリ?あなたらしい…いやらしい名前ねぇ」
「違っ、シトリー!シトリーだってば!!美紀、相当飲んだ?酔ってるね。」
「うーん。ビールひとくち。」
「は?アルコール弱っ!オレにあんな凄いことしたのに」(※詳しくは21話を)
「アルコール弱いのは体質!性的嗜好とは全然関係ないの!…そうだシットリでしょ?
あのガラスのアナルスティック持っていったの!?」
「…シットリじゃなくてシ・ト・リー。スティック返してほしかったら返すけど。」
「今更返されても遅いのよ。剛に浮気したって誤解されちゃった。」
「だって浮気じゃない?美紀だってオレの体で愉しんだでしょ?」
「しようと思ってしたわけじゃないでしょ!?あなたが私をレイプしようとしたから
反撃してるうちに私があなたを弄ぶハメになったんじゃない…ああっ!もうっ!
責任とってよー!」地団太を踏んだ
「…う、わ、分かったよ。なんとかするから子供みたいに駄々こねるなよぉ」
「本当?そっかスケベが特技だもんね!」
「性愛!って、もっと上品な言い方してくれる?その剛ってヤツの所にとりあえず
行ってみるか。そいじゃ体小さくするぜ。」
耳栓と缶ビールが手からすべり落ちて軽いめまいを感じると缶ビールが大きくなった!
「きゃー!?何?ビールが大っきくなってる!」私より頭一つ大きい
「違うよ、オレ達が小さくなったの。普通の大きさで空飛んだら夜でも目立つからな。」
「空…飛んでいくの?私も飛べるの?」妖魔は私を腕に抱き上げると
「美紀は飛べないからオレが運ぶよ。その耳栓ついでにもって行けば?」
「あ、ありがとう…」私は耳栓を抱きかかえた
「よし。じゃ飛ぶぞ!」
ぐんぐん上昇すると風を切ってあっという間に彼のマンションの上空に着いた
「あ、ここ!このマンション、2階の一番右端の部屋!」
「部屋真っ暗だな…あれ?窓が開いてる…入ってみるか」
私達は小さい姿のまま彼の部屋の窓から入っていった。部屋の電気は消されていて
缶ビールの空き缶があちこち散乱、彼はベッドで酔って眠っていた。
私は妖魔にベッドまで運ばれて下ろされた
「良かった部屋に居て…」少し安心した
「酒臭っさ〜トランクス一枚かよ…あーあ、すげー空き缶…爆睡状態だな…
うーん、そうだな…こいつの夢の中に入って過去の記憶でも探るか。」
「夢の中に入るの?すごい!そんなことできるんだ。」
「まーね!そのくらいは…よいしょ、っと。おい、美紀も来いよ!」
妖魔は彼の鼻の中に入ろうとしている
「え?夢の中って、鼻の穴から入るの?」
「なんか問題あるの?早くしろよ。」
「う、うん。分かった。」なんだか妙な感じだけど彼の鼻の穴をくぐると彼が息を
吸った勢いで吸い込まれていった、一瞬真っ暗な空間を通って急に目の前が開けた。
そこは現実感が有るような無いような奇妙な世界の中。場所は学校の教室のだった。
赤いランドセルを背負った小学5年生くらいの女の子の後姿が見えた
放課後らしい教室で女の子の前にはクラスメイトらしき男の子がいる。女の子が
『さっき私が転んでスカートめくれた時パンツ見たでしょ!?』
男の子は女の子よりずっと背が高いのに怯えて蚊の鳴くような声で
『み、見てないよ。』
『嘘つき!!』バッチーン!女の子は男の子に平手打ちし教室を出た
彼に似た男の子はうっとりとした表情をし股間を見ると興奮を示す膨らみがあった
「なるほどね…これが虐められたい欲求のきっかけってわけか。」
「もしかしてこれ子供の頃の剛?」
「そうだよ。あ、見て次は大学生になってる!」
同級生らしい女の子と二人で部屋にいる、愛し合い始めた二人。
行為が終わると落胆するような彼、その彼女との関係はすぐに終わってしまった。
何人かの女の子と付き合っては分かれるを繰り返していた
「ねぇ、気のせいかもしれないけど。剛満足してないみたい…」
「それは。彼の場合あんなもんじゃ満足しないんじゃない?」
「あ。社会人になってる…」
時代は進んで彼はスーツ姿。街を歩いているとスポーツカーに乗った
大人でミステリアスな女性に声をかけられ車に乗りラブホテルに入る
彼が女性に愛撫をしようとすると女性が
『ふふふ、私に愛撫は必要ないわ。あなたは私に身をまかせて…』
女性は彼を全裸にすると彼の乳首をつまんで攻めだした、あえぐ彼…
『う、うぅ…』
『やっぱり、私が見込んだとおりだったわね…ここ、興味あるでしょう?』
女性はゴム手袋をはめ彼のアナル周辺を触っている、ローションを塗られ指を入れられ
悶え喜びの表情を浮かべる彼…
「へぇ彼氏の初アナル体験じゃない!…美紀、どしたの?顔怖いよ?」
「剛ぃぃぃ…アナルプレイは私が初めてだって言ってたのに…嘘だったのね!
…こんな夢の中やだ!内容変えてよ!!」
「無理だよ!過去の記憶だから変えようがないよ…落ち着いて!」
その女性とはセックスはしなかったものの性的な関係をしばらく続けたようだった
女性のご主人が転勤で引越しして関係は終わってしまった。残念そうな彼。
さらに夢は続く。彼が仕事で出かけている姿、見覚えのあるビルは私の会社
(私と初めて会った時の記憶みたい)
私の部署へ訪れた彼、突然目のくらむような発光体が見えた。
目を凝らして見るとその発光体は私だった。彼は女神を見るような目で私を見つめる
そんな彼を一目で‘私にふさわしい器’だと感じていたのを思い出す
(私に女神みたいとか輝いているとか、大げさに言ってるわけじゃないんだ…)
夢は突然アナルスティクの様なトーテムポールに抱きついている彼の姿になった
ギリシャ神話の女神の様な姿で彼を後ろから抱きしめる私。彼は
『美紀!美紀ぃ!美紀がいなくなったらどうしていいか分かんないよ〜〜〜!』
「なに?このわけ分かんない夢?なんか恥ずかしいんだけど…」
「夢なんて、そんなもんでしょ?大丈夫そうだな、剛にとって美紀がどれだけ大切か
嫌になるほど理解できただろうし。今なら勢いでなんとかなるでしょ、じゃ出て」
「え。出る?って?どうやって出るの?」
私は妖魔に突き飛ばされて暗闇に落ちた。
目を開けると彼が眠っている隣に寄り添っていた。まだ夜明け前
(あれ?………夢だったのかな…?)枕元に耳栓がある
彼が目を覚まし私に気づいた
「…美紀…来てたのか。今、美紀の夢見てた…昨夜ごめんな。疑って勝手に帰って…」
「…どんな夢みてたの?」
「えぇっ…恥ずかしくて言えないよ。」
彼の下半身に手を動かし寝起きで元気になっているものを握る
「ここ元気になってる…しようか?」
「うん…あ、昨夜飲んでそのまま寝たんだ。歯磨いてくる!ついでにシャワーも
ちょっと待って!」彼はそそくさとバスルームに飛び込んでいった。
ベランダから「ヒューヒュー」とひやかす声が聞えた
(あの妖魔だわ。…やっぱり夢じゃなかった)
私は窓を開けてヤンキー座りしてる妖魔を見る。妖魔は私を見上げて
「上手くいったじゃん!」
「本当にありがとう。これから私達二人の時間だし、あなたも暇じゃないでしょ?
もう帰ろうね。」
「え?」
物足りなそうな妖魔を無視して窓を閉め鍵をかけカーテンを隙間なく閉めた。
私も儀式の準備を始める。耳栓、ゴム手袋、ローションをベッドサイドに置く
シャワーを済ませた彼が全裸でバスルームから出てきた
恥ずかしそうに大事な部分を手で隠しながら私に近づいてくる、私は
「どうして手で隠してるの?」…こうして二人の遊戯が始まる
「だって…」彼はもじもじしている
「だってじゃないでしょう?いやらしいこと考えて興奮してきたんでしょう?」
彼をベッドへ押し倒して目を見つめながら小さい乳首に触る
「う…」
「すごく感じやすくなったよね」乳首をたたせて指ではじくように弄ぶと
「あ、美紀、そんな…」
彼は顔を赤くして息を弾ませる。筋肉のついた胸板から手を滑らせて鍛えられた腹筋を
通り硬く立ち上がったものを握りぬくもりをたのしむ、裏筋を指でゆっくりとなぞる
「透明の液が出てきたね…先っぽ触ってほしいのかな?」
「ハァハァ、ア、ア…ア、うっ…」
女の子みたいに艶かしい声をあげている、これを彼自身に聞かせてみたかった。
用意した耳栓を手に取って片方の耳に入れ耳栓を入れてないほうの耳に唇を寄せて
「この耳栓ね、周りの音は聞えないけど耳栓してる本人の声は聞えるんだよ…
いつも剛が出してるいやらしい声いっぱい聞いてね」もう片方の耳にも耳栓を入れる
ガウンを脱ぎ捨て下着を脱ぐ下着のレースの部分を彼の首筋から乳首、脇腹、へそ周辺
ふともも、肝心な部分をわざと避けてくすぐるように愛撫。堪らず声をあげる彼
「アア…う!アアッ!」
彼の手はシーツを握りしめ硬いものはよだれを垂らす、アナル周辺は指を欲しがって
ヒクヒク動いている。彼の両足の間に入り込みローションのボトルを手に取って
裏筋から会陰までつたわせるようにローションを垂らす、アナルまでゆっくりと
ローションが流れ落ちていって
「アアーッ!う…うっ…」眉間にしわを寄せ、うっとりしている
私はゴム手袋を手にはめて彼の会陰に優しく触れローションをなじませながらアナルまで
指を下ろす。でもすぐには指を入れない。マッサージをするように焦らして
「美紀ぃ!も、もう、ほしいよ!そんなに焦らさないで!」
その言葉に応えて左手の中指を入れる、そして手ごたえのある部分をゆっくりと探る
右手は透明の液体でヌルヌルしている先端を包み込むようにほぐし続ける
目を閉じて全身で快楽を感じている彼を見ていると私も熱いものが溢れ出てくる
彼はつま先をたて全身をつっぱらせて硬くなった部分がビクンと動く
「アーッ!ダメぇ!アッ…ハァハァ…美紀…美紀…」
私の名前を呼びながら一度目の山を越えた。ゆっくりと彼のアナルから指を抜く
「う!アアッ!」指を抜かれる快感で声があがる
手袋をはずして二度目三度目の山越えをさせ私自身も楽しむために彼の上に乗った
顔を彼の耳元に寄せていったん耳栓をはずして感想を聞く
「どう?自分のあえぎ声…剛いつも、あんないやらしい声だしてるんだよ」
「は、恥ずかしい…でも恥ずかしいのに感じる、感じた…」
「もっと、いっぱい恥ずかしい声出したら…きっと女の子みたいに感じちゃうよ」
再び耳栓をして彼の上に乗ったまま体の位置の微調整をする
彼の熱をもった部分へ私の欲望の中心部を重ね、腰をすべらすように動かすと
ローションや互いの体液が混ざり合って心地いい。
ふいに私の頭上で小さな声が聞えた
「スゲー!美紀やるねぇさすが!」見上げると小型化している妖魔がいた!
「!いつの間に入ったの!?やだ!出てってよ!」
「さっき窓閉める直前に小さくなって入ったんだよ〜ん♪オレと何があったか
剛にバラしちゃおうかな」
「ふざけないでよ!」彼の上に乗ったまま妖魔を捕まえようとしたが上手く逃げられた
「剛には黙ってるから終わるまで見てていいだろ?小さい姿でいるからさ、な?」
「しょうがないわね。余計なことしたら…ただじゃすまないわよ。」
耳栓のおかげで私と妖魔の会話は彼には聞えてない様子
(見られてても、どうせ人間じゃないし。無視、無視!)
…彼の温かいものにまたがった状態で透明の液体を溢れさせている先端を
手のひらで回転するように撫でる
「うああ…!美紀!ダメェ…ア、ア…」
少しずつ硬さを復活していく彼自身と私自身を密着させてゆっくりと腰を動かす…
もう、ほんの僅かな動きで私も達しそうになっている…
ふいに妖魔が踊るような動きで彼の乳首を弄んでいるのが見えた!彼があえぐ
「アアッ!美紀ィ!」
彼は目を閉じているので私に弄ばれていると思っているらしい、私は妖魔に
「止めてよ!彼の体に触らないでよ!!」
すると妖魔は私の肩まで飛んできてちょこんと座って
「じゃ、剛には触らない。美紀と遊ぶ、ふふっ」
「な!?」
「大丈夫!肩から下は触らないよ。そういうのセクハラ禁止っていうんだろ?」
「…これ以上ふざけたことしたら、本当に…何するか分からないわよ!」
彼に妖魔の存在に気づかれたら、どう説明すればいいのだろう?
妖魔はいないものと思って集中することにした、幸い彼の反応で気分は盛り上がれる
ヌルヌルの先端を片方の手のひらで優しくこすり、もう片方の手で彼の乳首を強めに
つまんで私は彼の上で腰を動かす。彼は目を固く閉じ泣き出しそうな表情で
「アアっ…美紀ぃ…ダメダメェ!また…イッちゃう、アーッ!あ!あっ!」
女の子のような声を出すことで気分が高まっていく彼。そんな彼の姿に私の気分も高まり
彼のヒクつきでクリトリスを突かれ私も達してしまった、声が出る
「う…!」
息を乱したまま私は上半身を彼の胸に倒していって唇を重ねる。二人の汗で肌と肌が
ぴったりとくっつく。彼の吐息から歯磨き粉の匂いがして可愛らしいと思う。
私はまだ完全に満足してないし彼のものもまだ鎮まってはいない…
再びゴム手袋をはめて彼の両足の間に移動、アナルから前立腺をなぶる。
観察に飽きたのか妖魔が私の髪の毛にぶら下がってターザンごっこを始めている
「…ちょっと…ねぇ、何してるの?」私の問いに妖魔は
「何って、よく見ようと思って。オレにお構いなく、集中して。」
妖魔は髪の毛にぶら下がったかと思うと髪の毛の奥まで潜り込んだりしている
(ほんとうに図々しい!ああ、もう集中するのよ!)
彼の前立腺を刺激する手は休めずに…
「うっ!アッ…イヤ!ア、ア、ア!」
熱を帯びたまま硬くなっていくものを見守る。私は彼のアナルから指を抜き手袋をはずす
コンドームを袋から出し彼の先端にピッタリとあてる
「ア…ア、ん」
そしてコンドームをするすると下ろしていく
「うう…ん、アッ…」
避妊のためでもあるけど彼自身コンドームの締め付けが気持ちいいらしい
私は彼の上に乗り熱いものを湿りきった割れ目に挿し込んで深部まで到達させる
「ん、アッ…美紀…中すごく熱くて、溶けてるみたい…きもちいい…ア、アッ!」
妖魔が私の耳元で興味深そうに話しかけてきた
「へぇ、セックスするんだぁ。アナルプレイだけかと思ってた。」
「うるさいっ!気が散るでしょ!?」
妖魔が私の肩に乗っているのが妙にくすぐったい。
私は彼の体を愛撫する。首筋を撫でる、脇腹を焦らすようにさすり、乳首を親指で
こねるように弄ぶ…彼は声をあげ、私の中でうごめく…
私の中ではちきれそうになったりゆるくなったりしている彼自身を愉しむ
彼が左右に顔を振る様子に思わず笑みがこぼれ、とろけそうになる。
ふいにはずみで妖魔が私の肩から落ちて背中をすべり落ち尻の上で止まった
そして背中をロッククライミングするようにじわじわよじ登ってくる感触に思わず
「あっ!」私は声を出てしまった
肩まで上ってきた妖魔は私の様子に
「あれぇ?美紀意外と敏感なんだね…ふーん。」
調子に乗った妖魔は耳や肩をくすぐったり背中をつつきまわしたりして
「やだ、やめて…あ…んっ!」嫌がる声があえぎ声になっている
私の腰は勝手に動き無意識に彼への愛撫を続ける、妖魔のいたずらはどんどん
エスカレートさせていって私の乳房をおもちゃにしている
「やだ…あ、だめ…」
「そう?でも美紀感じてるでしょ?」妖魔の言うとおり感じていた
彼を攻めている私、妖魔に弄ばれている私…
体の中で彼を感じて、体の外では妖魔を感じる…
(こんなのダメっ!)
私の意志と反して体は
「あっ!…い、いくっ!う!」そして彼も
「アアッ!!」
彼は私の中で果てて私は崩れおちるように彼の胸に抱きついた。
枕もとで寝そべってニヤニヤしながら私達を見ている妖魔を不意打ちして指で掴み
近くにあったスーパーのレジ袋に突っ込んで袋の口を縛った、中から妖魔が
「うわ!なにすんだよ!?出せ!」レジ袋の中で暴れている様子
私はガウンを羽織り窓を開けレジ袋を投げ捨てた
(※ 厳重注意 ゴミの不法投棄はダメです!)
「美紀ぃぃぃ!覚えてろよぉおお!」罵声を聞いた瞬間レジ袋は突風にあおられ
天高く舞い上げられて、あっという間に見えなくなった。
私の様子に気づいた彼は耳栓をはずして
「美紀?どうかした?」私は窓を閉め
「なんでもない。ちょっとね、蚊がいたから…今外に追い出した。」
「蚊?殺虫スプレーあるのに。逃がしてやるなんて美紀は優しいな…」
ベッドに戻り彼に抱きつく
「ね。耳栓どうだった?興奮した?」
「わぁ、はずかしい。すごく興奮した、美紀にまかせたら間違いないよ…」
「ふふ…ばか…」
* END *
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