■■今回のあらすじ■■
男は少女を連れ去る事にあっさり成功した。
もって生まれたエロい身体が淫乱少女へと加速させてしまう...
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■■STORY■■
あれはいつ頃のことだったかな……。もう忘れちまったよ。とにかくずっと前。かなり昔の話さ。
その子は公園で遊んでいたんだ。夕方のまだ早い時間帯で、けれども彼女のほかに人の姿はなかった。
遊んでいるといっても、何をするでもなくブランコに揺られていたっけ……。
たしかブランコのそばに赤いランドセルが投げ出されていたな。まあそんな歳の子さ。
けど、その子はわりと長身だった。たぶん、平均からするとスバ抜けていただろうな。
つまり背丈が伸びてるってことは、発育も進んでる可能性が高いってわけさ。
事実、彼女の胸が膨らみかけているのが遠目からでもわかった。
髪は長くてつやつやしてて……顔なんて人形みたいにきれいだった。
子供っぽい服装とランドセルさえなきゃ、中一くらいには見えたかもしれない。
そしてぼくにとって幸運だったのは──まぁ彼女にとってはそれが災いしたわけだけど、彼女、どうにもおっとりした性格でね。
よく言う天然ってやつかな。とにかくぼうっとした、ふわふわした子だったよ。
だからぼくも仕事がやりやすかった。
声をかけ、うまいこと言いくるめてぼくの部屋まで連れ込んだんだ。じつにあっさりとね。
その頃ぼくはまだ学生だったけど、かなり高級なマンションで暮していた。
といっても、べつに実家が裕福だったわけじゃない。部屋に引きずり込んだ女の子の写真やビデオを撮影して、
それを売って稼いでいたのさ。
もちろんしばらくのあいだだけだよ。あらかた稼いだら店じまいだ。
こういうので捕まる連中は欲張りすぎる。ぼくは目標の額に達したところで早々と店をたたんで、
次には株をやった。これなら合法的だからね。
そうやって稼いだ金で高級なマンションに住んだ。
──え? ああ、たしかにその頃には写真やビデオは商売にしていなかったけど、女の子をさらってくるのは半分趣味みたいなものさ。
どこまで話したっけ? ああそうそう、彼女を連れ込んだところからだね。
で、当時ぼくが住んでいたのは立派なマンションだったから、声がもれる心配はなかった。
でも念のために口を塞いだ。
暴れる彼女を押えつけ、スカートの中からパンツを引きずり出すと、それを彼女の口に押し込んでその上からテープで塞いでやった──
力は使ったけど、暴力はなしだ。できるだけ痛くしないように押えつけた。
彼女はもちろん泣いた。ただただ恐怖だけが彼女の瞳に宿っていた。その目でぼくを見つめた。
お願いだから許して……痛いことしないで……おうちに返して──そう訴えてね。
ぼくは彼女の目を見据えてやった。その気になればなんだってできる。だから諦めるんだ。
暴れるとそれだけ痛い思いをしなくちゃならん──そんな想いをこめて。
彼女はそれを感じ取ったはずさ。力なく抵抗はするものの、衣服を全て剥ぎ取るのに大して苦労はしなかったから。
そして丸裸になった彼女を縛った。
足をMの字に広げて閉じられないようにしてね……もちろん両手は体のうしろで縛ってある。
そのあられもない自分の姿に気づき、彼女は初めて顔を赤くした。恐怖に気をとられるあまり、最初はそんな余裕がなかったのかもしれない。
身動きもできず、ぼくにじっと見られながら、そうやって買ってきた人形みたいにぽつんと放り出されていることで、
ようやく羞恥心というものがあることに気づいた。そんな感じだった。
その目に恐怖以外の感情がみるみる色づき始めた。見ず知らずの男に裸を見られているばかりか
自分の股さえ広げて大事な部分をさらしているんだからね。
なにもかもが丸見えだった。
──白くてキメの細かいすべすべした肌も……実りかけた胸の膨らみや、その先端のピンク色の乳首も──
そして産毛の下にくっきりと割れた幼い割れ目も……すべてがぼくの目の前にさらされていた。
彼女は泣いた。
あまりの恥かしさに首まで真っ赤にしていよいよ涙を流した。そのくぐもった声がまたそそるんだ。
それだけでぼくのアソコは元気になった──でもまだやらない。充分に楽しまなきゃね……。
ぼくは一週間ほど耐えた──と言っても、後半からは耐えていたのは彼女のほうだったけどね……。
わずか一週間の調教ですっかりスケベな女の子になっていたから。
もともとエッチな子だったんだよ。問いただすとオナニーはすでに経験済みで、しかも驚いたことに自分で処女膜まで破っていたんだ。
女の子ってみんなそうなのかい? ──なんだよ、教えてくれたっていいじゃないか。……まあいいさ。
ともかくその子はそうだった。ちっとも活発そうじゃないのにね。
きっとぼんやりしてる分、色んな感情や興味が内面に向かうタイプだ。これならイケると思ったね。
ぼくのやりかたはこうだ。
まず痛くないように、最初はそっと責めるだけにとどめるんだ。
責めるといっても体中を撫でるだけさ。
もちろん彼女は嫌がった──というより恐がっていたけど、少なくとも痛みを与えるのはマズいからね。
そうやってぼくは一日中彼女の体を愛撫した。乳首と股間以外のあらゆる部分を優しく撫でまわしたんだ。
ぼくは決して声を荒げたり、手を上げることはしなかった。ただ風呂に入れるときだけは縄を解かなきゃならないから。
腕力を使うのはそのときだけだね。どうしても彼女が言うことをきかないときにだけ、ゆっくりと彼女の体を押さえつけた。
でもあくまでそっとだ。抵抗できないように力強く──けれども痛くないように……真綿で締めあげるみたいに……狂おしく抱きしめるみたいにね。
そうすると彼女はすぐにおとなしくなった。ぼくはそのたびに彼女を撫で、口づけした。
そうして彼女がおとなしくしている限りは優しくした。まるで長年連れ添った恋人にするみたいにね。
次の日は一日中彼女の体を舐めた。
そっと舐め、口づけしては耳元で囁き、愛撫しては舐めた。
彼女の耳たぶも、首筋も……頼りない鎖骨の線に沿って……小さな肩を抜けて……腕も……指のひとつひとつも……そしてお尻に移動して
……静かに太股に移り……膝や……足首や……おもちゃのように小さい足の指先も……そうやって舌でそっと触れては囁き、愛してやった。
二日目が過ぎる頃には、彼女のなかから表面的な恐怖が消えていた。
優しく愛撫すること以外、ぼくは彼女に対してなにもしなかったからね。
そして三日目になって、ようやく乳首や陰部を責める。もちろん優しく撫でるだけだよ。舌でね。
膨らみかけた乳房はとても可愛くて、ぼくは先端を口に含んでは転がし、そっと触れては揉み、何度もキスをした。
彼女はまだ深いところで恐怖を抱いていたが、それでも体はぼくに応えて火照るようになった。
彼女の意思とはべつに、体だけが対応し始めたのさ、快楽にね……。
体が動けば気持ちはそのあとを追うものさ。そしてそうなった。
四日目になると、彼女はついにはっきりとした反応を見せ始めた。
ぼくがほんの少しでも彼女の体に触れ、愛撫するだけで彼女の体はヒクつき、アソコからは液が溢れるようになった。
それでもまだだ。ぼくは良心的だからね。無理やり突っ込むのは趣味じゃあない。
彼女が自分の意思で、そうしてほしいって言うまではご褒美をあげないのさ。
そもそも、彼女が自らそう言うように仕向けているんだからね。
のちの彼女を思えば、一連のぼくの手法はもともと彼女の中で眠っていた淫乱の素質を引き出す効果があったのかもしれない。
なにせ部屋に連れ込んだその日から彼女はずっと裸のままで、その体は縄で縛っていたからね。
──亀甲縛りって聞いたことがあるだろう? そうそう、SMプレイでよくあるアレだよ。
彼女はぼくのところにきてからずっと、生まれたままの格好で、SMの奴隷みたいに縛られていたんだ。
たしかに暴力はなしだと言ったけど、逃げられでもしたらすべてがおしまいだからね。
だから彼女の気持ちがほぐれ始めたあとも、ぼくは彼女の体から縄を解かなかった。
食事はもちろんぼくが食べさせてやるんだが、食べれば当然出すものは出す。
そしてそれさえぼくの手を借りなければ彼女はできなかった。他人の見ている前で排泄するんだ。
ある意味、視姦されるより恥かしい行為だろうな。
彼女は最初こそこらえていたけど、我慢にも限度があるからね。結局はぼくの手を借りて排泄せざるを得ない。
目をぎゅっと閉じて顔を背け、恥かしさに耐えながら顔を真っ赤に紅潮させて、ぼくの前で用を足すのさ。
だけど人間、何にでも慣れちまうもんさ。
そのうちに彼女は目を閉じないようになった。相変わらず顔は真っ赤に染めていたけど、どこか遠くを見ているように……むしろうっとりしてる風でもあったな。
きっとそのときから目覚めかけていたんだと思うよ。
そうして五日目、六日目までくるともうヘロヘロだったね。
ぼくがそばに寄るだけで濡れるんだ。
彼女の裸体をそっと撫でると彼女は身もだえした。
アソコを優しく舐めると全身を痙攣させ、腰まで振るようになってた。
目はトロンとして虚ろで、まるで夢でも見ているようにうっとりしてた。
実際、彼女は本当に夢の中にいたのかもしれない。誰だって外界から遮断され
自分に対する者とふたりきりにされてしまったら──そして頼れるものがその人間だけだったとしたら?
しかもその相手は、決して自分を傷つけようとはしないんだ。それどころか自分を大切に扱ってくれる。
そっと話しかけ、囁き、やさしく触れてくれる。
もしかしたら自分は一生ここから出られないんじゃないだろうか?
そう自覚した瞬間、彼女の心は救いを求めようとあがく。そのとき手を差し伸べてくれるのが彼だとしたら──
自分を騙してここへ連れてきたことも、自分を裸にして縛りつけている行為も、すべてが自分に対する愛なのかもしれない。
たとえば小さな女の子がそう思い込むには、充分な時間と方法をぼくはとったのさ。
そして一週間目を過ぎた頃──。
ぼくは初めていたずらしている最中に、彼女の口から猿ぐつわを外してやった。
すると彼女、どうしたと思う? 自分からおねだりしたのさ。
もう我慢できないって……おかしくなりそうだって……どうにかしてってね。
そう言って泣きながらぼくに頼むんだ。
どうしてほしいのかちゃんと言ってごらん。ぼくはそう言い、彼女の目の前で下半身を剥き出しにした。
彼女は面食らった顔をしたけど、すぐにその驚きは消えた。
どうすればこのうずきがなくなるのか、子供なりに想像はついていたんだろう。
それとも知識としては持っていたのかな?
ともかく、彼女はぼくのいきり立ったモノを見て、「ちょうだい」そう言ったのさ。
じゃあこいつをおしゃぶりしてくれないか。
そうしてぼくを気持ちよくさせてくれたら、好きなだけあげるよ。ぼくはそう答えると、初めて彼女の縄を解いた。
そりゃあたまには体を動かしてやってたし、風呂のときには一時的に縄をほどいてやったけどそれ以外の時間は拘束しっぱなしだからね。一週間も同じ姿勢で縛られていたんだ。
急に自由にされたってすぐには動けないはずなのに──
それでも彼女はとりつかれたようにぼくに歩み寄った。産まれたての小動物が、ヨロヨロと立ち上がる姿に似てたな。
何度も転びながら、ヨロけながら、彼女は夢中でぼくのイチモツを目指した。
まるで母親の乳房を求めるみたいにね。もうぼくのアソコしか見ていなかったよ。
そしてぼくの腰にすがりつくと、ぼくのを可愛らしい口いっぱいに含んだ。
本当に夢中でしゃぶってたよ。ご馳走でも与えられたみたいに。
彼女はぼくが指示を出すと、その通りに口と頭を動かした。その目からは涙がこぼれていた。
だからぼくは言ってやった。
帰りたいのか?じゃあ帰ってもいいぞ。その代わりにコイツはなしだ……きみにはあげない。
さっさとここを出て行くんだな。ってね。
すると彼女はイヤイヤをして、さらに泣いた。そしていっそう口の動きを激しくして、自分から意思を示した。
ぼくは満足して彼女の口の中で出した。あきれるほどたくさん出たよ。
なにしろ一週間もおあずけだったんだ。そのあいだぼくは自慰さえしなかった。
全部飲め。そう言うと彼女は喉を鳴らした。あんなマズイものを──
まあ自分で舐めてみたことなんてないけどね……でもどう考えたってそうだろう? でもそれを、彼女は美味そうに飲み干したんだ。
きっと彼女の中で、どこかの回路が吹っ飛んじまってたんだろうな。本当に美味いと感じていたんだと思う。
ぼくのをきれいに舐め取ると、ぼくが何も言わないのに彼女はきちんと正座して待った。
まるで叱られているような顔つきで。
そんなんじゃダメだ──
ぼくのが萎えちゃうじゃないか。股を広げてよく見せろ。そしてどうして欲しいか言うんだ。
ぼくがそう言うと、彼女はその通りにした。
ぼくの目の前に自分の股を投げ出して、広げ、蜜があふれてテカテカに光るアソコをあらわにして見せた。
どうした。口はないのか? 何をしてほしい?
ぼくの問いに彼女は答えた。
あたしのココに……入れてください、と。
なにをだ?
その……おちんちんを、と。
ぼくは微笑して彼女の中に刺し込んだ。
とてもキツかった。でも大量に溢れた愛液でヌルヌルだったからね、すぐに根元まで入った。
彼女の狭い奥に、ぼくの先端がまともに当っているのが感じられた。
彼女は苦痛に顔を歪めたけど、それは最初だけだった。
ぼくが何度も何度も突いているうちに、彼女は息をもらし始めた。
いったん感じ始めればあとは駆け足さ。
まるでクスリでもやってるみたいに白目を剥いてたよ。だらしなく口をあけて涎までたらしながら、
一人前にあえぎ声まで出してね……。
ほとんど色情魔さ。ぼくが出す前に何度もイったのに、出したときにもイってた。
それでもまだおねだりするんだ──もっと……もっと……おねがい……ちょうだい……って。
それからはもう完全にぼくの奴隷さ。
大人の女でも、あれほど淫乱なのはそういないだろうな。子供だから順応性が高いのかもしれない。
とにかく立派な色キチガイだったね。一日中だって求めてくるんだ。
ぼくもいい加減に疲れてきてたってのに、それでも彼女は欲しがった。
だからちょっとだけ腹をたててね。彼女の尻の穴にバイブを突っ込んでやった。
痛い痛いって言うから可哀相になって──なんだ、笑うなよ。言っただろう?
ぼくは良心的なんだ。本当に痛いならやめてやるさ──そうしてバイブを抜いてやったんだ。
ところが実際には気持ち良かったらしくてね。嫌がるんだよ、抜くのを。
ぼくもさすがに呆れてね、彼女を抱えて風呂場に行くと、尻の穴にホースを突っ込んで思いっきり蛇口をひねってやった。
すると驚いたことに、彼女はひいひい言ってよがったんだ。
まったく呆れたマゾ女だよ。まだ子供のくせに、たった一週間調教されただけで淫乱な娼婦になったばかりか
初めてアナルに入れられてその瞬間に目覚めたんだからね!
ぼくは彼女の腹のなかに水をたらふく流し込みながら、前にはペニスを突っ込んだ。
二穴を同時に犯されて、彼女はすぐに絶頂した。ほとんど気絶だったよ。
ガクガク体を痙攣させて、泡をふいてね。
そして彼女の腹が妊婦みたいに膨らむと、ぼくはホースを抜いた。少しだけもれてきたので我慢しろと言った。
彼女は必死にこらえた。尻の穴に力をこめて、腹ボテのお腹を苦しそうによじりながら。
その表情は苦悶と快感が入り混じって、まさに恍惚としていたよ。まさに生まれながらの変態だったね。
おかしいだろう? まったく滑稽な話さ。知らない男に誘拐されて、無理やり犯されたのに、いつの間にか彼女のほうが本物の変態になっていたんだから。
ぼくは彼女のアソコを責めながら充分に排便を我慢させたあと、アナルを犯した。
そしてうしろの穴をぼくに突かれながら、彼女は自分でも前をイジりながら、キチガイみたいに声をあげてよがった。
きもちイイ……もっと……もっと、もっと! そう言って何度も絶頂してたよ。
ぼくは彼女の尻のなかにぶちまけた。
そしてぼくが引き抜くのと同時に、彼女は腹にたまっていたものをすべて垂れ流した。そのときの彼女の姿といったらなかったね。
大量の水と便をぶりぶりとひり出しながら、それらが肛門を通過するときの感触にうっとりしてたよ。
ぼくは締めくくりに半立ちのアソコを彼女に向け、放水してやった。
彼女は垂れ流しながら、小便をかけられてまたしても絶頂した。
シャワーでも浴びるみたいにぼくの尿を全身で受け、それを愛しむように自分の手で体になすりつけながら、もっと、もっと、もっと──そればかりをうわ言のようにくり返した。
それからひと月ばかり彼女を楽しんだかな。
けど、はっきりいってぼくのほうが奴隷みたいなものだったよ。
なぜって彼女の性癖は本物だったし、そのチャンスはいつでもあったのに逃げようともせず、一度も帰りたいとは言わなかった。
その代わり、ぼくの顔さえ見れば求めてきた。
最後のほうじゃあ、彼女の前後の穴にはいつでもバイブが刺さってたよ。
ぼくは毎日でも彼女の尻の穴にホースを突っ込んでやらなきゃいけなかった。 そうやって尻のなかに大量の水を流し込まれ、前と後ろを犯され、排泄しながらぼくに小便をかけてもらわないと、満足できない少女になっていた。
そのあとかい? もちろんポイさ。
ぼくもいい加減、彼女に飽き始めていたしね。
だからあるとき、ぼくは彼女を連れて車で遠出すると、適当なところで彼女を捨てた。ある程度の電車賃を持たせてね。
ああ、心配ないさ──彼女がぼくのことを誰かに話すことはないよ。
だって彼女がぼくを売るときは、自分の性癖を他人に告白するときだからね。賭けてもいいが、そんなことできっこない。
*
男は笑った。
「──とまぁ、そんな創作さ。でもおかしいな、きみは。なぜこんな話を聞きたがるんだい?
女の子はこんな話、嫌がると思っていたけど……もしかしてこういうので感じるタチかい?」
わたしは彼のイチモツを咥え、もてあそんでから彼の顔を見上げた。
「ふふ……かもしれない。ねえ……それより気づかない?」
なにをだい? と彼。
「わたし……“そのときの女の子に似てると思わない?”」
ベッドで仰向けの彼。その動きが一瞬ピタリととまり、呼吸さえ停止した。
わたしは続けた。
「“あれからもう八年も経つのよ”……わたしの本当の歳、知りたい?」
天井を見ていた彼の頭がゆっくりと下を向く。
彼のこわばった視線が、自分のモノを愛撫しているわたしの顔にとまった。
彼の瞳が何かをつきとめ、見開かれた瞬間──わたしは彼の分身を口に含んで力をこめた。
わたしの口の中で、ブチブチとやわらかな肉がちぎれる感触──弾けるようにほとばしる液体。
大量の彼の血が、噴水みたいな勢いでわたしの顔を染めあげていった。
わたしはそれを浴びてうっとりする。
大事なモノを噛み切られた彼の体は滅茶苦茶に暴れまわった。
手足をバタつかせて大きく痙攣した。
わたしは鬱陶しい足を押さえつけた。
「ぁわあわあががおごぉまおまえがわああおぉぉー」
彼がなにを言っているのかわからなかった。そのあとの言葉は人間のものでさえなかった。
とにかく奇妙な声を出し続けた。
その奇怪なメロディを聞きながら、彼の股間から溢れる鮮血を顔に受けて楽しんだ。
そして充分に楽しんだあと、わたしは彼の体を駆けあがった。
ちぎれたペニスを自分の口から取り出すと、それを彼の口に押し込んだ。
彼はまだ生きていた。
体はショック状態で痙攣を続け、息も出来ない様子だったが、その視点はしっかりとわたしに合わされていた。
「バカね……本当のことを喋らなきゃ、あなたがあのときの男だなんて、わたしにわかるはずもなかったのに……。
あなたの顔なんて覚えてなかったのよわたし……だってあのとき、わたしは本当に狂っていたんだもの……。
毎日でも体がうずいたわ……だれでもいいからどうにかしてほしかった……ただそれだけだった──でも、あなたはわたしを捨てた。
もしもあのとき、わたしをずっと手元に置いてくれたら、わたしはあなただって愛することができたかもしれないのに……
自分勝手にわたしを壊しておいて、あなたはあっさりとわたしを捨てた……
それからわたしがどれほど苦しんだか、あなたに想像できるかしら?できるわけないわよね……。
あなたに捨てられたあと、わたしはもう自分が普通でないことを知っていた。
この醜くていやらしい性癖を呪い、毎日のように自分を嫌悪したわ。自分さえ愛せないのに、どうやって人を愛せるというの?
そうやって恋人も出来ず、本当の愛さえ知らず、ただ自分が汚らしい娼婦だと感じるだけの人生だったのよ……」
わたしは彼にそっと口づけした。
彼の口に押し込まれたペニスを舌でさらに押し込んだ。
彼の股間からはまだ鮮血があふれていた。
わたしはそれを自分の股間に受けながら感じた。
ああ、いい気持ち……。
やがて彼の体のヒクつきが変化した。
「だめ、まだ死なないで……!」
あわてて彼の股間に自分の股ぐらを押しつけた。
「イクときは一緒よ……!」そう言って腰を振った。
彼が目を見開いて息絶えるころ、わたしはそれを見届けるように絶頂した。
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