R18小説| アダルトグッズなら「女性も安心KIYO」

女性も安心KIYOアダルトグッズ通販専門店
【* 『いつか』 *】
* 『いつか』 *

──おまえはおれの大切なおもちゃだ。


 これはあのひとの口癖。 そう……わたしはあのひとのオモチャだ。 十のときに無理やり“女”の体にされてから、わたしはずっとあのひとのオモチャであり、処理のための道具であり続けた。
娯楽と言えるものをなにひとつ持たないあのひとが、本能のままに没頭できるただひとつの逃げ場が、このわたしなのだ。
外での鬱憤をどこかへ吐き捨てる代わりに、体の芯からわきあがる熱いものをわたしの中へとぶちまけるのだ。
あるいは不貞に溺れたあげくに我が子を捨て、どこかへ消えてしまった妻への未練と嫉みを断ち切るためにわたしを責める。


消えたのはわたしの母。捨てられたのはわたし……そしてあのひとはわたしの父だ。


最初からあのひとにそのつもりがあったかは知らない。……たぶん違うと思う。
きっとかれはわたしのために慣れない育児に追われ、家事をこなし、その合間にも働いて働いて日々の糧を得ていたのだ。
だがその無理が蓄積した。
積もっているあいだは決して気付かず、いっそう“かさ”を増して初めてそれと知る塵のように、あるときそれはあのひとの心を粉々に打ち砕いたのだ。


そして十歳のとき、わたしは“女”になった。


その日の父はいつもと様子が違っていた。
わたしが入浴していると、父が風呂場の戸をいきなり開けた。とくに驚きもしなかった。父と入浴するのは習慣だったから。
ところがそのときの父は酔っていた。
「おとう……さん?」
父の股間のモノはいつもより太く、脈打って天を仰いでいた。
「里美ィ……」父が言った。消え入りそうなか細い声で。
わたしのことではない。それは母の名だった。
父は風呂場へ入るなりわたしに覆い被さってきた。
わたしはそのまま尻もちをつき、反動でふたりはもつれ合った。
「いたいよ……! お、おとうさん!?」
父の行動が何を意味するのか、幼かったわたしにも想像することはできた。
あるいはもっと違った場面でなら、わたしは自ら受け入れていたかもしれない。
だが父は酒臭い息をして、母の名を呼んだのだ。父の卑しい行為よりも、かれがあの女の名を口にしたことのほうが悲しかった。
わたしは本当に父が好きだったのだ。あの女が家を飛び出してからというもの、心の拠り所は互いの存在しかないふたりだ。
ある意味惹かれ、依存するのはごく自然なことだったのかもしれない。
早熟だったわたしはいつしか親愛を越え、父に異性を感じ、その気持ちを密かに享受してさえいたのだ……。
しかしそれが、なんの悦びももたらさない、こんな形で実を結ぶだなんて──しかもかれにとって、そのときのわたしは蒸発した妻の身代わりに過ぎないのだ。
それが悲しくてわたしは泣いた。
「やめて……ねえ、おねがい!」
酔っているとはいえ、大人の力には抗えない。わたしはあっという間に組み伏せられ、風呂場の床に仰向けに倒された。
両足を父の肩に乗せる格好で、両手を押えられて身動きひとつ出来なかった。
父はわたしの股に顔をうずめ、大切なものを慈しむように頬ずりした。不精髭がチクチクとわたしの下腹を刺激した。
父は相変わらずうわ言のようにあの女の名を呼んでいた。
とても悲しく、悔しかった……。まるで裏切られた気がした。


 わたしの想いはどうなる──わたしたちの今までの生活は何だったのか─
─ふたりにとって世間は共通の荊であり、そしてあの女への想いは呪詛ではなかったのか─
─わたしたちが一から築きあげてきたふたりだけの世界は、こんなにもあっさりと倒壊するハリボテだったのか─
─なんて哀れなふたり……なんて滑稽なわたしだろう。


わたしはむせび泣いた。
やがてジャレ合いのような父の戯れは、次第に女に対する愛撫へと変化していった。
父の舌がわたしの丘の周囲をまさぐる。
そのまま内股を這いずり、また丘のうえにもどってヘソのまわりを楽しみ、平たい胸へとあがってくる
。 わたしは耐えた。こんな形でなければどれほど幸せだったことか。その想いを裏切り、母の名を呼びながらただ求めるだけの父に対して、わたしは女としての心を閉ざした。
いや、そのつもりだった──。
実際には、父の口がわたしの赤らんだ突起を含んだとき、「あぅんッ──」思わず声をもらした。
すでに自慰を知っていたわたしの体は、不覚にもわたしの気持ちを置き去りに反応し始めていた。
わたしは吐息を刻み、父の悪戯がそれを加速させた。
さんざっぱらわたしのうえを這いまわったあと、父の舌は丘の麓へと舞い戻り──そして暖かい舌先をわたしの入口に滑り込ませた。
「はうっ!」
人知れず父を想い、子供なりの絶頂を何度も経験していたわたしの割れ目は、まるで経験豊富な娼婦のようにその口をゆるめ、父の舌先をすんなりと受け入れた。
「ん、あっ……ヤッ……!」
口では抵抗するものの、体のほうは快感だった。
自分でするときの何倍も気持ち良かったのだ。
わたしの淫らな声に反応して、父の舌使いがさらにイヤらしくなる。硬く閉ざされた亀裂を押し広げるように押し入り、そして内部で生き物みたいにうごめき、わたしの奥からしっとりとした水を誘い出した……。
潤ったわたしの内部で父の舌は踊り、ゆっくり、はやく、出入りしては執拗にこねまわした。
そのうねりに翻弄された呼び水が、わたしの中からあらゆる悲しみを押し流し、悔しさを洗い流してゆくようだった。
そしてあとには快楽だけが残った。
「あ、あっ……はぁんっ!!」
快感につれて息が荒くなる。
わたしは一人前によがった。
父の舌の動きに合わせて自分で腰をくねらせた。
もう何を考える力もなかった……。
わたしの意識もアソコも、ただただ父の舌の動きに集中し、その感触を取り逃がすまいと必死だった。
「はっ、やっ……ぁっ……ああっ……!」
頂点はすぐそこだった。
わたしの限界を察したのか、舌はその動きを早め、より強くわたしの中をえぐり、充分に浸された内部で滑るように動いた。
「おとう……さんッ──んあっ……あっ、もうっ……あぁぁッ!」
わたしは全身を激しく波打たせて絶頂を迎えた……。


すでに頭の中は真っ白だった。
かつてない快感の余韻に浸り、わたしは糸の切れた人形みたいにぐったりしていた。
だが父は満足しなかった。
弛緩したわたしの両足を持ち上げ、硬直したモノをわたしの下腹にあてがった。
「やっ!? だめ……まって──!」
抗議は聞き入れられなかった。
わたしの小さな裂け目がめりめりと開かれ、父がその中へと入ってきた。
「かはッ──!!」
激痛だった。父の“それ”はまだ頭部しか入っていなかったが、それでも股間から刺し込まれた長いものが、体内を突き破って頭まで抜けているような感覚が走った。
「いッ……い、ひっ──」
声にならなかった。痛みは股のあいだで感じているはずなのに、お腹と頭の芯に直接響いているみたいだった。
父の先端は幼い入口の中ほどで、自身よりも狭い肉ひだによって侵入を阻まれていた。
短いうめきをあげ、父はその場で射精した。わたしの中が熱でいっぱいになり、白いもので満たされた。そして父の硬直がビクンビクンと脈打つ。
父はかまわず、自分の出した液で満たされた穴の奥に向かって、そのままズルズルと押し入れた。


わたしの小さな秘裂は、ついに熱くたぎったモノを根元までくわえ込んだ。
その瞬間、わたしは失神していた。


やがて意識がうっすらと戻ったとき、父のモノはまだわたしの中で前後していた。
見るとわたしの太股やひっそりとした丘……さらにはお腹の上にまで、いたるところに父の白い濁りが広がっていた。
父は気を失った私を繰り返し犯し続けたのだ。
わたしが眠っているあいだ、いったい父が何度出したか知れない。出したものの半分はきっとわたしの中だ。
わたしはその光景に圧倒されたが、ふいに自分が痛みを感じていないことに気付いた。
「えっ──ぁ……ぁぁっ!?」
驚きだった──。
わたしの内部を言いようのない快楽が満たしていた。
これが初体験のはずなのに、そんなことがあるのだろうか──疑問に思う余地もなく、だが事実、わたしは気が狂いそうな快感に襲われ始めた。
父は機械のように腰をゆすった。
わたしは突かれるたびに激しい声をあげ、身をよじった。
「うぅ……今日子……」
父が初めてわたしの名を口にした。
かれは泣いていた……ぼろぼろと洪水のように涙を流しながら。
自責の念と後悔に苛まれながら、それでも娘を犯し続けている自分を罵っているようだった。
「今日子……ごめんよ──今日子」
父は子供のように泣いた。


“おれたちを捨てていったあいつが憎い……だがそれでもあいつのことが忘れられない……そして大きくなるにつれ、おまえはあいつそのものだ─
─おれはあいつを汚したかった……思い知らせてやりたかったんだ! ……おまえもやがて大きくなる。胸はふくらみ、誰かに恋するようになる…
…そしていつかはおれを捨てて行ってしまうだろう……あいつみたいに……! もうおれはそんなのには耐えられないんだよ!
 ああ……いったいおれはどうしちまったんだ!? きっとおれは気が狂ったんだ──だがおれは……おれは……ああ、なんてことだ……!
 おれはおまえを愛している……そうなんだ……おまえを愛しているんだ! ……自分の娘を……まだ幼い娘を! おまえを失うくらいなら、おれは……!
 ちくしょう……おれはなんて下劣なんだ……でもとまらない……ああ──! おれの可愛い今日子……愛してる……とめられないんだよ……今日子!”


そう言って父は私を犯しながら泣いた。
わたしも泣いた。今度は父のために。
わたしは泣きながら両手を広げた。
父はわたしの差し出した手に促され、聖母に抱かれる孤児のように、泣きながらわたしの小さな胸に顔をうずめた……。


袋小路に自ら迷い込み、活路と出口を見失ったふたつの心が、初めてひとつになった。





それから数年の月日が流れた。
父がわたしに優しくしてくれたのは、あの最初の日からしばらくのあいだだけだった。
そのうちにかれは手を上げるようになり、それは行為の中でも具現され、わたしはかれのおもちゃになった。
父のモノだけでなく、あらゆる道具で前と後ろを犯され、恥かしい格好で縛られ、ムチで打たれ続けた。


してこれからも父の責めは続くだろう──いや、より“女”の肉体へと変貌してゆくわたしの体が、その行為をもっとエスカレートさせるにちがいない……。
それでもわたしは父を咎めない。


わたしはじきに中学にあがる。そしてこれからも父の責めは続くだろう──いや、より“女”の肉体へと変貌してゆくわたしの体が、その行為をもっとエスカレートさせるにちがいない……。
それでもわたしは父を咎めない。
かれの責めが、自身への憎悪とわたしへの愛情から生まれていることを、あの日に知ってしまったから。
何にも増してわたし自身が、その責めと恥辱に対する官能を知ってしまったからには、かれを受け入れ、愛する以外に自分を許す方法を持たないのだから……。
そうしていつの日か、わたしたちのどちらかが壊れてしまったときにでも、きっとふたりは本当にひとつになれるのかもしれない。
いつか──その安息の日が訪れるのを夢見ながら、わたしは今日もあのひとの帰りを待っている……。


    ──完。



アダルトグッズ通販専門店のKIYOではこの小説のご意見・ご感想をお待ちし ております。
ご意見はこちらまで→ kiyo■kiyosan.co.jp(■を@に変えて送信してくださ い。)

注  意
(1)本シリーズは20歳以上の成年を対象にしており、下記(2)(3)に同意できない方は実践はもとより当サイトから退場してください。
(2)本シリーズを参考にしての実践については、各自が責任を持ってください。
(3)本シリーズの著者及びまた、ホームページ管理者であるKIYOは一切の責任を負えませんのでご注意ください。

当サイトの全画像、全文章の著作権は有限会社ウィッスに属しており無断使用、転載、画像リンクは禁止します。
アダルトグッズKIYO商品一覧体験レポートグッズ研究室ソフトSM入門女性のオナニー講座
男のオナニーテクニック♀をイカせる○秘テクアダルトグッズ講座レディースコミック売上ランキング