壁埋 まり夫
オナニーは自分の好きなように楽しめて気持ち良い行為ですが、その一方で「オナニーするのが恥ずかしい」とか「性欲をもてあましているのに、セックスできないので仕方なくオナニーで我慢している」等、オナニーをマイナスのイメージで捉えている視点があるのも事実です。元々他人に見られないよう秘めて行う行為である事から、オナニーは恥ずべきものだという印象を持っている人もいます。
そこで今回は、オナニーに対する偏見や悪いイメージを考え直すきっかけになるような提案をいくつかご紹介したいと思います。
若い世代からよく聞く悩みのひとつに「セックスしたいけれど相手がいないからオナニーで発散するしかない」というものがあります。実際のところセックスする相手を見つけられるかどうかはまた別のスキルの話だったりするのですが、ここで肝心なのは「性欲発散にオナニーするのは何ら卑屈になるような事ではない」という点です。今どきは若年でネットに触れるのが当然ですからアダルトコンテンツを目にするのが早いという避けられない実態もあります。そうするとオナニーとセックスを近しいタイミングで知る事となり、半ば自動的にセックスへの憧れが手軽なオナニーという行為で代償行為的に行われる機会も多くなります。
ですが、まだセックスについてよくわからない段階でも性欲や性器への関心からオナニーに目覚める人も少なからずいて、そういった人達はセックスとオナニーを比較する事もなく楽しめるものです。つまり、オナニーがセックスの代償行為であるという考え方は明確な因果関係がある事ではなく、そう思いたい人が代償行為だと思い込んでいるだけなのです。新車が買えないから同じ車の中古車を買うというのが代償行為になるのは「中古車の方が価値が低い」という共通認識があるからですよね。セックスとオナニーにはどちらかの価値が低いという多くの人が納得するような根拠は存在していません。オナニーの良さを認めつつ、セックスできない原因をきちんと対策しましょう。
パートナーが私の見ていない時にオナニーしている、という現象を不安に感じるのはセックスしている人達もセックスレスの人達も同じようで、なぜセックスできるのにオナニーもするのか、あるいはセックスしないのにオナニーはするのかという疑問がたびたび寄せられます。共通する問題は「性欲があるはずなのにセックスではなくオナニーを優先する理由がわからない」という点で、自分とのセックスが物足りないのではないかといった不安に嵌っていく人も少なくありません。
この悩みの根幹には、セックスが充実していればオナニーはしないはずだという思い込みがあります。そもそもセックスとオナニーは別々の楽しみです。オナニーした後でもセックスしたくなったり、昼間セックスが充実していたその夜にオナニーしたくなるといった現象は何らおかしいものではありません。「セックスはパートナーと楽しむコミュニケーションで、オナニーはひとりで楽しむ趣味です」と言われればその違いがわかる方もいらっしゃると思います。(その意味では、セックスレスの原因にオナニーの頻度は関係ないと言えるでしょう)
もしあなたのパートナーがオナニーしているのを見かけたら、それはゲームしたり読書したりしているのとほとんど変わらないと思ってスルーしておくというのがお勧めの対処法です。
セックスだけで性感のすべてがわかれば苦労もありませんが、実際のところセックスの気持ち良さを理解するのにこれまでのオナニー頻度やオナニーで経験した内容は少なからず影響してきます。また、オナニーすれば自分がどんな刺激を気持ち良く感じ、どんな刺激ならイマイチだと感じるのかも明確に見えてくるものです。もし、そのオナニーが多少特殊なプレイだったとしても、パートナーさえ受け入れてくれれば立派なプレイになり得ますし、オナニーでイく事を身体が憶えているならセックスでもイける可能性はあり、イけた結果を相手が喜んでくれる場合もあるでしょう。
そう考えると、オナニーをただ自分好みで楽しむのとは別に幅広くいろんなオナニープレイを試してみるというのは、性感の自己開発であり、新たな性感帯発見の期待もあり、とても素敵なものです。自分で試している分には無茶なプレイで怪我をする心配も低く、試したプレイが気持ち良くなければすぐ中断できるという自由もあります。
そんなオナニーでの自己開発が進みいろいろ楽しめるプレイが増えたからといって、あなたがスケベだとか性欲オバケだとか人から言われる筋合いは一切ありません。そんな風に見てくる相手とはそもそもセックスの相性が無いのですから関係を持たなければ良いだけです。あなたがより多くのプレイで楽しめる事や性感を感じやすいというのは素敵な事です。それを実現しうる行為としてオナニーをぜひ前向きに楽しみましょう。
オナニー自体は良いものですが、一方で「自分の好き勝手にできる故に、刺激が強すぎる良くないプレイも実現できる」という側面があります。例えば床オナや電マオナニーというのは性器へ過大な刺激が伝わるのでお手軽にイけたり快感が強い反面、それ以外の刺激でイけなくなるという悪い副作用があったりします。オナホールでも使用時に強く握って過大な圧力を掛けるような使い方をしていると膣内射精障害の原因になる可能性も出てきますし、強力な電動バイブに慣れてしまえばチンコの刺激だけでは気持ち良くなれない可能性も出てくるでしょう。グッズを使うかどうかに関わらず、強すぎるオナニーをやりすぎるとマズい副作用もあるという点は皆さん意外と忘れがちです。楽しむ一方で自制心も持ち続けるようにしましょう。
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いかがでしたでしょうか。実のところこのブログ記事はそもそもオナニーを楽しもうとする人に読まれているでしょうから、余計なお世話だったかもしれません。ただ、オナニーそのものはひとりで楽しむものであっても、パートナーとの共同生活等で相手を意識する状況が出てきたなら、やはり一度オナニーの在り方を考えてみて、可能ならばパートナーと話し合ってみるのが余計な誤解を生まずに済む道かも知れません。それでは良きオナニーライフを。
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