■プロローグ ~オナホ選びに必要なことって?~
こんにちはコンバンワ、御萬恋次郎っス!
突然っスけど、読者の皆様の中にも、オナホールが好きでこれまでに何種類かのオナホを使ったことがあるという人もはなくないと推測してるんスけど、それらをゲットする前にはネット情報を参照したり店頭で吟味して「ようし…今回はこのオナホを買うぞ!」って決意した瞬間があったんじゃないかと思うっス。
で、選んだオナホと選ばなかった他のオナホを比べてみた時、きっとあなたなりの選別基準やその時の気分によって「このオナホの特徴が一番気持ち良さそうだな」と判断したのが選んだ決め手になっていたはずっスよね。
例えば「内部構造が複雑で気持ち良さそうだ」とか、「レビューサイトで高い評価を得ているな」とか、「もう持ってるオナホに構造が似てるからハズレはしないだろう」とか。
人それぞれの判断基準に優劣も正誤もないっスから、あなたがどんな基準でオナホを選ぶかはもちろん自由なんスけど……もし、その判断をする時に、特徴がイマイチよくわからないオナホが混ざっていたとしたら、どんな判断基準を持っているにせよそのオナホはちょっと選べないっスよね?
やっぱり、特徴がハッキリしていて明確に比較できるオナホの中から納得して選びたいっスよね?
……ここに、様々なシリーズ展開をしている、とあるオナホが存在しているっス。
その名は――ヴァージンループ。
初代の発売以来10年以上シリーズ展開を続けていて、初代の「細かな横ヒダ主体の刺激」というコンセプトを守りながら、断面形状・全体形状・素材の組み合わせといった工夫で様々なバリエーション展開を重ねた結果、現在までにラインナップが18種類にも達しているっス(一部、廃盤になったものや季節限定品を含むっス)。
ボクもさすがにこの全種類が一同に並んでいるのは見たことがないっスけども、グッズショップで取り扱いさえあれば初代まで遡って購入する事ができるっス。
そしてこのシリーズのすごい所は(おそらくもう皆様お察しの通り)、これだけ多数ある中からこのヴァージンループとあのヴァージンループでどこがどう違うのか、同時に比較使用しないと到底把握しきれないという
”ラインナップが多すぎるゆえに、どれが自分の求めている欲求に合うのかわからない”
という特徴にあるっス。
実のところ、このシリーズの評判自体は長年好評を保ち続けていて、オナホ初心者にもオナホ上級者にもラインナップのいずれかには好みの刺激が見つかるという素晴らしいオナホなんスけども、じゃあヴァージンループシリーズでいちばん気持ち良いものをゲットしたいなら、全種類試してみなきゃわからないじゃないか……という話になっちゃうんスね。
そこで、御萬恋次郎は思ったんス。僭越ながらボクがヴァージンループを一通り実際に使って比較して、その特徴を洗い出せばいいんじゃないかと。そして、皆様にはその特徴を資料にしてもらい、本当に欲しいヴァージンループを選んでもらえたらいいんじゃないかと。
というわけで、さっそく今回のブログではヴァージンループシリーズより以下の6種類を紹介させて頂くッス。
■ヴァージンループシリーズ商品解説
今回解説するのはこちらの6種類になるッス!
なお、御萬恋次郎のチンコデータとして「太さはトイレットペーパーの芯にほぼ隙間なくキツくもなく、ちょうど収まるぐらい」という点だけ踏まえて頂ければ、各オナホの使用感をイメージしやすいと思うっス。
オナホデータ
・全長14cm、内部構造の深さ10cm、素材:バンジータッチ
内部構造の穴の断面は「四重螺旋」と書いて「クローバー螺旋」と読ませるッス。
断面形状は挿入部から最深部まで一律で、そこに約1mm幅の細かな横ヒダが規則正しく並んでいるッスね。
断面形状を見た印象では盛り上がっている山状の突起が強く刺激してきそうなんスけど、挿入している間は穴が広げられてこの山状の突起も引き伸ばされるので、ほとんど刺激に影響しないっス(ゆっくり動かしたり、オナホを軸回転させると、ほんのり存在を感じられる程度)。
刺激の主体はほぼすべて、細かな横ヒダによる「ソワソワするような摩擦感」にあるッス。
横ヒダは均一で挿入する深さによる刺激の変化も生じないっスから、どう動かしても細かなヒダによる優しい摩擦感のみが延々と続く感じでとても安定感があるっス。
ただ、チンコを深く挿入すればするほど、その均一な刺激がチンコ全体に拡散されて逆に刺激は曖昧になってくるっスね。オナホのサイズも穴の直径も比較的小さめっスけど、柔らかくよく伸びるのでキツさはあまり感じないっス。
挿入部の外縁が大きく左右に割れていて、使う向き次第では一応チンコを咥えられるような感覚も若干得られるっスね。まとめると、全体的には本当に驚くほどシンプルかつ変化のない刺激っス。
全長も最近の平均的なオナホと比べて短いっスから、チンコを根本まで入れるような使い方は難しいっス。むしろ、亀頭だけを抜き差しするように浅く使う方が、刺激をはっきり感じられるのでお勧めっス。
ちなみに、ヴァージンループが登場した10年前(2014年当時)と言えば、オナホの内部構造は現在と比べてまだまだシンプルだったり発展途上の物も溢れていたので、当時のオナホユーザーが感じた刺激としては明確かつ制御しやすい刺激だったっス。
でも、現在の様々なオナホを体験している中級者以上のオナホユーザーにはおそらく物足りない刺激である事は否めないと思うっス。ある意味、古き良き優しい刺激、という感じっスね。
オナホデータ
・全長14cm、内部構造の深さ10cm、素材:ハードタッチ
構造は初代ヴァージンループとまったく同じっスけど、より弾力の強い素材が使われているっス。元々の小さなサイズ感と弾力による強い圧迫感が刺激の主体となっているっスね。
素材の固さは言い換えれば伸縮性が低いという事でもあるっスから、いわゆるキツいオナホの使用感が好きな人には気に入ってもらえる特徴だと思うっス。
ただ、四重螺旋構造や細かな横ヒダの刺激は、キツさの陰に完全に隠れてしまって、まったくといっていいほど感じられないっス。
ソワソワするような摩擦感もどこへやら、とにかく固いシリコンゴムの穴にチンコを突っ込んでいるという印象が一番大きいっス。
また、摩擦もかなり強いので、ローションが比較的早く擦り出されてしまうという特徴もあって、ローションの追加を怠ると摩擦が痛くなってくる場合もあり得るっス。
あくまで御萬恋次郎個人の感想っスけど、正直これではイける気配どころか快感自体が得られない……という感じっス。
もちろん、ボクとオナホの楽しみ方が違うタイプの人には大当たりである可能性もあるので、この特徴をよく参考にしてほしいっス。
ちなみに、シリーズの各ハード版(ハードタッチ素材)は基本的に無色半透明の素材っスから、挿入したチンコがオナホ越しに見えるというのも特徴のひとつっス。ここだけはボクのお気にリポイントっス。
オナホデータ
・全長18cm、内部構造の深さ14cm、素材:バンジータッチ
穴の断面は「8重螺旋」になり、細かな横ヒダも幅0.8mmという非常に繊細な構造を実現しているっス。
また、ロングの名前のとおりオナホの全長および内部構造の深さもヴァージンループから長くなって、全長は約4cmの延長が図られているっスね。
内部構造についてはただ延長されたのではなく、最深部に深さ約2cmの球形の空洞が増設されていて、その内面に直径約4mmの半球が多数並んでいるっス(例えるならゴルフボールの表面形状を裏返した感じっス)。
全体の太さはあまり変わっていないんスけど、同じ素材であるはずのヴァージンループより明らかに柔らかな挿入感で、その点ではソフトな刺激を好む人には初代よりもお勧めできる特徴っスね。
また、全長が伸びたことで長いストロークの抜き差しも可能となり、チンコの根本まで包み込むような挿入が実現しているっス。
挿入部外縁の左右に割れる構造もデザインが変更されていて、深く挿入した際にチンコの根本が全方向から包まれるような感触が感じられるようになっているっス。
ボクはこの根本への刺激もオナホの評価ポイントにしてるっスから、個人的にはこのエイトロングの外縁構造はかなり好きっス。
細かなヒダによる「そわそわする摩擦感」は、8重螺旋+08mm横ヒダとなった今作でも正直あまり違いを感じられないんスけど、締めつけ感が弱まっている分摩擦感をしっかり感じやすく、ヴァージンループらしい刺激という意味では元祖よりエイトロングの方がわかりやすいかも知れないっス。
一方で、増設された最深部の構造からは明確な刺激を感じにくくて、一番奥までチンコを入れたままオナホを軸回転させれば、そこはかとなく横ヒダとは違う刺激があるような…?
ぐらいの感覚っス。とはいえ、チンコ全体を挿入するだけの全長が足りなかった元祖と比べれば、根本まで挿入できる満足感があるだけでもお勧めできるっスね。
オナホデータ
・全長18cm、内部構造の深さ14 cm、素材:ハードタッチ
構造はエイトロングと全く同じで、素材のみ変更されたバージョンっス。
ハード版ならではの特徴は、正直ヴァージンループ ハードの解説とまったく同じっス。
刺激の主体は弾力によるキツさで、内部構造由来の横ヒダや最深部の増設構造による刺激は圧迫感の陰でほぼ感じられず、このキツさを楽しめる人にだけお勧めできるオナホという感じっス。
強いて言えば、全長が長くなったのでチンコの根本までキツさを感じられるようになったというのが最大の特徴っスね。
オナホデータ
・全長17cm、内部構造の深さ14cm、素材:バンジータッチ・部分二層
ベースとなっている構造はエイトロングと同じっスけど、最深部に「CQ」と呼ばれる独自構造が作られているっス。
この部分のみハードタッチ素材で作られていて、奥まで挿入すれば小さな壺状の穴へ亀頭が入り込む感触を得られるっス。
エイトロングとの共通部分である「8重螺旋」の断面形状が、実はエイトロングと微妙に異なっているんスけど(開口部画像のとおり、輪郭が少し丸っこくなっているっス)、その使用感はエイトロングと変わらないように感じたっス。
そして肝心のCQ構造部分っスけど、ボクの場合、亀頭がCQ構造に届いてから一番奥まで入る短い距離で、カリが2回、コリコリと小さな輪を通り抜けるような感触が感じられるっス。
この部分は別の素材が使われていて本体の素材よりも少し固いんスけど、この固さの違いは刺激にそれほど影響していないみたいで、コリコリした感触は構造由来のものと考えられるっス。
ここまでに紹介してきたシリーズのすべてが挿入のどの部分でも同じ刺激であったのと比べると、抜き差しするたび明らかに別の刺激が混ざる事で、横ヒダの刺激に慣れてしまう現象を軽減できている気がするっスね。
もしエイトロングが気に入っているなら、そのバリエーションとして安心して試せると思うっス。なお、外観のデザインがエイトロングとまったく同じでありながら全長はエイトロングよりちょっとだけ短くなっているんスけど、これは使用感にまったく影響していないので安心して大丈夫っス。
オナホデータ
・全長17cm、内部構造の深さ13cm、素材:バンジータッチ
商品名のダリンは、おそらく船を操るハンドルである「舵輪(掴めるところが6本あるタイプ)」のイメージと内部構造の断面形状を掛け合わせているっスね。
「四重螺旋」と「8重螺旋」のちょうど中間という感じで、中心の穴の周囲に6本の軸状の空洞が並んでいるっス。中心軸+6本の軸で合わせてセブン、これが合わさってダリンセブンとなるっス。
断面形状が緩やかなカーブ方向へシフトしていた「8重螺旋」とは対象的に、このダリンセブンの断面形状は「四重螺旋」よりもさらに複雑かつエッジの効いた断面になっているっス。
実際の使用感を一言で表すなら「エイトロングの上位互換」という感じで、チンコで感じられるヒダの刺激、全体の長さから得られる深い挿入感、根元まで挿入した時にチンコの根本がぷにぷにと包まれる感触まで、かなりエイトロングに似ているものの、全体的により明確な刺激が感じられるっス。
ただ、その差はあくまでも控えめで、断面形状の見た目の違いから想像できそうなエイトロングとダリンセブンの差は、両方同時に使ってみて初めてわかるぐらいかも知れないっス。
また、最深部の構造もエイトロングとはハッキリ違う構造になっているんスけど、やはりこの部分から得られる刺激は弱くて、あくまで補助的なものという感じっス。
ボク的にはダリンセブンの方が強い快感を得られるのは確かなので、ヴァージンループシリーズでなるべく確実な感触を得たいのであれば間違いないチョイスと言えるっス。
■今回の6種類の比較とまとめ
まずはシリーズ全体より初代を含めた標準的な使用感のものを選んで紹介させてもらったっスけど、それぞれの違いが伝わったっスかね? そして、この6種類から目的別におすすめランキングを作るとすれば、概ね次のようになるっス!
【とにかくヴァージンループのオリジンに触れたい】
お勧め度★★★★★:ヴァージンループ(元祖)
【シリーズ共通の特徴をより気持ち良く感じたい】
お勧め度★★★★★:ダリンセブン
お勧め度★★★★:エイトロング
お勧め度★★★:エイトロングCQ
【刺激に慣れてしまうのを軽減したい】
お勧め度★★★★★:エイトロングCQ
【キツさや圧迫感を重視したい】
お勧め度★★★★★:エイトロング ハード
お勧め度★★★★:ヴァージンループ ハード
シリーズからこれぞという一品を選ぶ際に、ぜひ参考にして頂きたいっス!
というわけで、今回の紹介は以上っス。次回の更新では、シリーズの残りから人気が高い等で比較的入手しやすい5種類を紹介する予定っス。それではまた次回お会いしましょうっス!
【超あらすじ】
・前回のおさらい
・今回解説するのはこちらの5種類
・第2回紹介分のまとめと前後編の総括
■前回のおさらい
こんにちはコンバンワ、御萬恋次郎っス!
まだ前回の記事を読まれていない読者の方は、ぜひPart1から読んで頂くことをお勧めするっス。
さて、この全貌大解説は、ものすごい数のバリエーション展開をしている事で有名なオナホ「ヴァージンループ」シリーズから、比較的入手しやすい現役のものを選別してまとめてレビューすることで「ヴァージンループを試してみたいけれど、自分が欲している刺激を楽しむにはどれを買えばいいのかわからない!」というアナタへわかりやすい比較情報を提供する、というコンセプトで進行しているっス。
そのうえで、Part1ではまず以下の6種類について御萬恋次郎によるレビューと特徴の比較をまとめたっス。
それぞれの詳細についてはPart1の記事をお読み頂くとして、この比較でこだわっているのは、どれが一番気持ち良いか選ぶのではなく「オナホを使う目的に合わせて、どのヴァージンループが適しているかを提示する」という点なんスね。
なにしろ、どのオナホが一番気持ち良いかなんて使う人によって評価も違うんスから決めようがないっスけど、それぞれの性能を比較するぶんには概ね見解も一致すると思っているんス。
例えば締め付けが強いオナホを使いたい人には、レビューした中で一番キツく感じたオナホをお勧めすれば間違いはないはずっス。
そして、前回の6種類は初代ヴァージンループの比較的近縁であるオナホが多かった一方、今回新たにレビューする5種類はオリジナルからの改変が激しいオナホがラインナップされているっス。
先にちょっとだけネタバレしておくと、いい意味で元祖ヴァージンループの使用感はどこへやら、これほど変化した使用感のオナホになぜヴァージンループの名が!? …みたいなオナホもあったっス。そのあたりゼヒ期待して頂きつつ、さっそくレビューを始めるっス!
■ヴァージンループシリーズ商品解説
改めて、今回解説するのはこちらの5種類になるッス。
なお、御萬恋次郎のチンコデータとして「太さはトイレットペーパーの芯にほぼ隙間なくキツくもなく、ちょうど収まるぐらい」という点だけ踏まえて頂ければ、各オナホの使用感をイメージしやすいと思うっス。
オナホデータ
・全長14cm、内部構造の深さ8cm、素材:シルキングタッチ
写真画像から思い描くオナホの全体像はぼってりとして大きなオナホを想像しがちなんスけど、その挿入可能な全長はなんと元祖ヴァージンループより更に短く、いわゆる日本人のチンコの平均的な長さ未満の人でも「根本まで挿入したい」という欲求においては不満を感じてしまうかもしれないっス。
ただ、このオナホを構成するシルキングタッチ素材の硬さはバンジータッチと比べるとハードな素材で、内壁だけでなく内部で存在感を放つ軸状構造にもしっかり横ヒダが形成されているっスから、特に亀頭やカリに全方位からジョリジョリと擦られる強い刺激が感じられるっス。
また、シリーズ中では珍しく挿入部が女性の股間を模した形状になっているっスから、オナホの外観にリアリティがあると興奮できるタイプの人ならビジュアル面での満足度も上乗せされるはずっスね。
ただ、軸状構造は内壁の一部に固定されているっスから、正常位以外の向きで挿入する方が刺激を強く感じられる場合もあり得るっス。
あと、ダブルモーションは他のヴァージンループのハードタイプと比べて内部構造の内径が広く、「ハードタイプの強い刺激が欲しいけれどヴァージンループシリーズのハードタイプはキツすぎるんだよな…」という人にとっては、なかなか良いバランスになっているかも知れないっスね。
オナホデータ
・全長15cm、内部構造の深さ10cm、素材:バンジータッチ
ヴァージンループシリーズの特徴である細ヒダを敢えて太くするというコンセプトで作られているんスけど、実際の刺激はヴァージンループ元祖とあまり変わらないうえ、むしろ少しまったりした刺激になっているっス。
ただ、挿入したままゆっくり軸回転させながら使うと、細ヒダに直交する山型の盛り上がりがチンコ全体に優しくまとわりつく刺激があるっス。
例えるなら、ヒダの付いた薄いヘラで粘膜を撫で回されるような感じっスね。
また、元祖と比べても明らかに使われている素材が多く肉厚になっているっスから、チンコ全体を包み込むような刺激も楽しめるっス。
全体的な印象としては、締めつけ感は弱いけれどふわふわとまとわりつかれて、ソリソリとした摩擦のような刺激で延々と焦らされているような使用感があるっス。ゆっくり楽しみたい人には相性いいかも知れないっスね。
オナホデータ
・全長15cm、内部構造の深さ11cm、素材:バンジータッチ
ダブルモーションで1本だった軸状構造が2本に増えたとても複雑な内部構造をしているっス。
一見するととんでもない刺激が発生しそうなんスけども、実際に挿入してみると「ヴァージンループシリーズの中では比較的刺激が強い方」ぐらいの意外な使用感っスね。
このツインフォースでも軸状構造は内壁の一部にくっついているっスから、本体を回転させてちょうど気持ち良く感じられるフィット感を探すのが楽しむコツになると思うっス。
また、軸状構造は狭い内部構造の中でチンコに押されて変形しやすく、ダブルモーションと比べると存在感は弱めっス。
ただ、ダブルモーションで一方向からしか強い刺激を感じられないと思っている人なら、左右もしくは上下から挟まれるような軸状構造の配置がメリットになる可能性もあるっス。
内部構造がそれほど広くないので締めつけ感もそこそこ感じられるっス。
オナホデータ
・全長15cm、内部構造の深さ13 cm、素材:ソフティタッチ+ポイント二層
全体的には柔らかい素材、内部構造の一部にやや固い素材を用いた特殊な構造っス。
一応、硬めの素材で作られた細ヒダの刺激はそこはかとなく感じられるんスけども、その土台となっている全体の素材がかなり柔らかいために細ヒダのチンコへの圧迫感はまるでなく、正直なところヴァージンループらしい刺激はほぼ失われているという感じっス。
チンコが敏感だと自負する人なら、ゆっくり抜き差しすれば少しだけザラザラとした感触を得られるかも知れないっスね。
ただし、ふわあなツインレーザーには「締め付けるわけではないのに、緩すぎるわけでもなく、チンコへふわふわまとわりついてくる妙な包まれ感」というシリーズ中でもオンリーワンの刺激があるっス。
あくまで御萬恋次郎の個人的な意見っスけど、この包まれる感覚は、リアルセックスの挿入感に似ていると言ってもいいかもしれないっス。
メーカー側の狙いとはズレてしまっているとは思うんスけど、このオナホなりの特徴を冷静に分析するならば、このふわふわの挿入感・使用感は低刺激系のオナホを欲する人へ強くお勧めできるものとなっているっス。
ただし、このふわあなツインレーザーの注意点として、前後編で紹介している11種類の中でも飛び抜けて「内部構造の底面の肉厚が薄い」という悪い特徴も持っているっス。
平均的な長さのチンコでも、思い切って挿入すればオナホの底面から亀頭が透けて見えるほどの薄さっスから、低刺激系のオナホではお約束でもあるように、とにかく優しくゆっくり使うのがお勧めっス。
オナホデータ
・全長14cm、内部構造の深さ10cm、素材:バンジータッチ
最大の特徴として内部構造がY字型の断面を持っており、その壁面に細ヒダが敷き詰められているっス。
その断面から、一見するとキツ系のオナホかと思わせるんスけど、挿入すると空洞が柔らかく変形しつつチンコを招き入れてくれるっス。
また、オナホ全体を回転させることで、Y字型の断面の谷部と山部がチンコへ左右(または上下)非対称に接してくるという特徴があり、気持ちよく感じられる向きが1種類に限らない可能性も大いにあるっス。
外観は女性器の意匠をデザイン化した形状になっていて、おそらく正常位の向きで挿入するのが基本的な使い方なのかなと思うんスけど、このトリニティはオナホを回転させる効果がとても大きいので見た目に囚われず楽しみたいっスね。
また、オナホ全体の肉厚感もシリーズ屈指の大ボリュームで、動かしている時もただ押さえている時も常に細ヒダが押し付けられる程よい圧迫感が感じられるっス。
なにより、ヴァージンループシリーズの細ヒダの刺激が元祖以上に感じられる点は、ある意味で元祖を超えたと言ってもいいかもしれないっスね。
これも御萬恋次郎の勝手な感想っスけど、このトリニティはヴァージンループが様々な方向性を試行錯誤しシリーズ展開した結果たどり着いた到達点のひとつなんじゃないかと思うっス。
シリーズ中で刺激がいちばん強いわけではないっスし、挿入できる深さも平均的ではあるんスけど、ヴァージンループを2種類以上試してみたいならそのラインナップに絶対に含めて欲しいオナホっス。
■今回の5種類の比較とまとめ
さてさて、では今回もレビューした5種類について、目的別のおすすめランキングをご紹介するっス!
【ヴァージンループの正当な後継を楽しみたい】
お勧め度★★★★★:トリニティ
【横ヒダ感メインで楽しみたい】
お勧め度★★★★:ストロングピッチ
お勧め度★★★★:トリニティ
【刺激の方向性に囚われず強い刺激を感じたい】
お勧め度★★★★★:ダブルモーション
お勧め度★★★★:トリニティ
お勧め度★★★:ツインフォース
【とにかくまったり楽しみたい】
お勧め度★★★★★:ふわあなツインレーザー
お勧め度★★★:ストロングピッチ
なお、Part1でのランキングにPart2からランクインしたオナホもあったので、その更新版をご紹介するっス。
【シリーズ共通の特徴をより気持ち良く感じたい】
お勧め度★★★★★:ダリンセブン
お勧め度★★★★★:トリニティ(New!)
お勧め度★★★★:エイトロング
お勧め度★★★:エイトロングCQ
【刺激に慣れてしまうのを軽減したい】
お勧め度★★★★★:エイトロングCQ
お勧め度★★★★:トリニティ(New!)
シリーズからこれぞという一品を選ぶ際に、ぜひ参考にして頂きたいっス!
このレビューはもちろん御萬恋次郎個人の感想ではあるんスけども、計11種類を一気に使ってみた率直な感想として元祖ヴァージンループの刺激を良しとする人へは、ぜひエイトロングCQとトリニティもお勧めしたいっスね。あとはもう、あなたの刺激の好み次第っス。
というわけで、前後編にてご紹介したヴァージンループシリーズ全貌大解説は以上となるっスけど、もし、この比較検証が好評であれば、ヴァージンループのようなバリエーション展開をしている別メーカー・別シリーズのオナホについても比較レビューをやってみようかな? と考えているところっス。
それではまた次回お会いしましょうっス!