さて、ファックミーのように見かけは大したことのないような玩具を使う場合、特に気を付けなければいけないのは、女性がその玩具を侮ることがないように心がけなければいけない、ということです。
女性は特に知的な女性、想像力が豊かな、文学系、芸術系の女性ほど言葉による心理的な暗示に弱いものです。
見た目が小振りなファックミーのような場合、「何だ、こんな物持ってきて。大したことなさそうじゃない。」などと、侮りの気持ちを懐かれると、物理的、構造的にいくら優れていても、十分な効果が発揮できません。
実はファックミーの場合、いろいろ試すと分かってくることですが、仮に全くそうした心理的前戯ゼロでも、機械的に無理矢理連続絶頂状態に追い込むことはいともたやすく可能なのです。
けれども、後に繋げることを考えると、つまり、一回限りのプレイでなく、次回もまたプレイを続ける、ということを考えると、プレイが終わった後に、「あれは、機械的に無理矢理イカされただけ…」という印象が残るのと、肉
体的満足感だけでなく心理的満足感も付随するのでは、雲泥の差が出てきます。
特に女性は、言葉を掛けられることで、自分が一人の人間、一人の女性として扱われている、という確信を得ることができます。
黙って、黙々と責められるだけだと、自分が単なる物、道具として扱われているのではないか?
という不満、不安が溜まることになります。
本当は、このファックミーを使ってイカされまくる映像が入っているSMビデオがあればそれを見せながら、いろいろ言葉で痴情を掻き立てるというのが理想ですが、私が知る限り、少なくともメジャーなレーベルでファック
ミーを使ったSMビデオというのはまだないようです。
これだけの素晴らしいバイブレーターがなぜ使われないのか、不思議なくらいです。
そこで、前戯で使えるのは言葉だけ、ということになります。
私は、上記のショーウィンドウにあった注意書きを活用することにしています。
例えば、
「このバイブレーターはね、今までのとはひと味もふた味も違う代物だよ。いかに凄いかと言うことは、『熟女以外使用禁止』という注意書きによく現れていると思うよ。だって、これを、未経験の娘に使いでもしたら、普通の
セックスでは満足できない、哀れな身体になってしまうこと、間違いないからね。」
とか、(嘘を承知で、しかも、真顔で)
「これを売っていた店ではね、このバイブレーターのデモビデオを放映していたよ。凄かったなあ。○○子と同じくらいの、−−あれは明らかに人妻だな、ウェストやヒップの張り具合、肌の感じから間違いない−−熟女が、これを使って責められているんだけれど、もう、10分ぐらいの間に、何度イッタか、数え切れないくらい…。っていうか、もうイキっぱなしで、頂上と頂上の間の谷がなくなってしまって、全身を突っ張らせて痙攣したまま、最後は本当に悶絶…。上の口と下の口の両方から泡を吹いて、気絶してしまったんだ。」
などと、話しながら、雰囲気を盛り上げ、期待感を募らせます。 |