◎スイッチ・オンの瞬間のテクニック補足 |
先回は、バイブプレイには、スイッチ・オフ状態での前戯が大切なこと、また、スイッチ・オンの瞬間の醍醐味について説明しました。 ただ、前回、スイッチ・オンの際に大切なポイント2つを書き忘れていたので、ここで補足しておきましょう。 それは、スイッチ・オンにする直前には、「静」の状態を深めること、そして、「言葉をかける」ということ、この2つです。 まず、「静」の状態を深める、というのはどういうことかを説明します。 前戯による興奮が昂まってくると当然、女体のくねりは大きく、また、複雑になってきます。その状態で不用意にスイッチをオンにすると、的が外れたり、接触の強さの微調節が付かずにうまく行きません。そこで、悶えの動きが静まる瞬間を待つ、というテクニックが必要になるのです。その相手に態勢を整えさせるわけです。 「言葉をかける」 それから、これと大いに関係があるのですが、いよいよスイッチをオンにする前には、必ず、これからスイッチをオンにすることをはっきり言葉で、宣告することが大切です。この宣告は、いわば女性に対する責めという戦闘開始の宣戦布告です。 「ソフトSMの段階で、そんな大袈裟な…」と思われる人がいるかもしれませんが、それは違います。初めてバイブ責めの洗礼を受けようとしている女性の立場になって下さい。「ああ、いよいよ、始まるんだわ…」という期待と観念の気持ちに揉み抜かれている女性にとって見れば、正に戦闘開始なのです。 女性にとっては、相手の男性、その男性が握っているバイブレーターとの戦いの開始である同時に、自分自身との戦いの始まりでもあるのです。その時、女性は、一体どんな快感が自分を待ち受けているのか、自分はそれに対してどんな淫らに反応してしまうのか、不安に不安と期待に戦(おのの)いているのです。 スイッチ・オンの宣告の際、ただ、「じゃ、スイッチをオンにするよ」などと囁いたのでは、せっかくの貴重な瞬間を生かし切れません。女性に対して、もっと「もうどうにも逃げられない、後は戦い切るしかないんだわ…」という、諦めと覚悟と期待とを誘発するような台詞を突きつけるべきでしょう。 例えば、3つ例を上げると。
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◎接触のオンとオフ |
スイッチ・オンは「弱」から始めるということは、先回書きましたが、「弱ばかりじゃ…」と不満を漏らす方がおいでです。 確かに、「弱」のまま、変化を付けずにただ放っておくのでは、効果はありません。 特に、女性の最も敏感な粘膜は震動という繊細な刺激に対して、非常に敏感である分、疲労しやすいのです。つまり、同じ刺激が続くと鈍感になってしまうのです。 けれども、「弱」のまま、触れたり離したりを繰り返すとどうでしょうか?「静」から「動」へ、というあの、スイッチ・オンの最初の瞬間が反復されるのと等しくなります。 もちろん、最初のオンの時よりは、刺激に慣れてはいますが、それでも、僅かの間、離れるだけで、感覚はリフレッシュされ、再び新鮮な気持ちで次の接触を待ち構えることができるのです。 ローターの使い方 パールローターのように、コードの先端に震動部分が付いているバイブレーターの場合、バイブレーター自身を指で摘むのではなく、コード部分を持って、垂れ降ろすようにして、花弁に触れるようにしてみて下さい。震動部分の震えが自らの振り子運動を始めます。 花弁当たると、当然、女体はびくんと震えます。その動きで一瞬震動部分は肌から離れますが、振り子運動で、再び花弁から花芯に当たります。その繰り返しです。 これは、指で直接持って押し当てるよりもずっと効くものです。 ほとんどの女性が、当たる度に、「あっ!…あっ!」と小さく喘ぎ叫びながら、身体をずり上げようとする動作をするようになり、同時に頸を仰け反らせていきます。 こうした振り子運動は、コードのないバイブレーターでは実現しにくいです。紐に括って下げる、というやり方もありますが、茎の部分が回転運動を始めてしまって、なかなかうまくいきません。それに対して、パールロータータイプは、どの部分も振動するので、仮に回転しても大丈夫です。「最低でもバイブレーターは2種類用意したい」と先回書いたのはこういう理由もあるのです。 このような振り子運動責めをある程度続けると、下の口はぱっくりと自ら開いて、中の肉層が迫り出してくるようになります。愛液も、既にじっとりと沁み出して、多い女性の場合は、この段階で既に、アヌス辺りまで滴りが届いていることもあるでしょう。 スイッチを「弱」から「中」に上げる頃合いは、この頃です。 |
◎「弱」段階での言葉責め |
その場合も、黙ってスイッチの操作をしてはいけません。 この段階まで丁寧に責めてきている場合、女性は、かなり惑乱状態になっていますが、まだ、理性は半分くらいは残っているので、羞恥心や不安、期待がない混ぜになっています。 この惑乱状態は言葉責めに最適の状態で、これを逃すと、さらにSMの道に深入りさせることが難しくなります。 例えば、
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◎緩急強弱の波が大切 |
こんな風に言葉責めによって、心理的に追い込みながら、スイッチを「弱」から「中」辺りにします。 恐らく、もし、何の拘束もしていない場合は、この辺で手に負えないほどに暴れ出してしまうかもしれません。 逆に、バイブレーターの震動を押さえ込み、さらなる侵入を防ごうと、ぴったりと両股を閉じて反抗する場合もあります。 拘束具を全く用意していない場合、開脚した両脚の間に割り込むようにして座り、座った足で太股の動きを封じるのがよいでしょう。 その際、体重を掛けすぎると腿や脹ら脛に痛みを与え、せっかく集中した気持ちが殺がれることになるので注意します。 両股を閉じてしまった場合、ほとんど指先での細かな操作が不可能になるほどに強い圧力で締め付けてくるはずです。もしそういう状態になったら、言葉で開脚を強要しますが、十中八九、言うことを聞かないでしょう。そうなったら、むしろチャンスと考えます。 「言うことを聞けないんだね。それなら、それでもいいんだよ。その代わり、後で泣きっ面をかいても知らないよ。そーら、一気に『最強』にしてやる!」 |
◎そして、イカせる… |
パールローターだけでなく、二股、あるいは三股のバイブレーターが用意してある場合は、この辺りで、後者に選手交代させるのがいいでしょう。 もちろん、その場合も、バイブレーターの交換、を相手に嫌と言うほど意識させながら行うことです。 まず、次のバイブレーターをよく見させます。パールローター責めの段階で、眼をきつく閉じて悶えているはずですので、言葉で無理に眼を開けさせ、見せながら交換します。 最初は眼を瞑っていても、「次はこれで責める…」などと言われると、怖い物見たさで、期待半分、怖さ半分で、必ず眼を開くものです。 例えば、
こんな具合に煽り立てながら、ぐいぐいと責め上げていきます。この辺にくると、もう、惑乱状態も極まって、ほとんど理性を失っていますので、イカせるのは、簡単ですが、イカせる前に、何度もゴールから引き戻し、また追い上げるという責めを続けましょう。 個人差がありますが、よく観察していると、イク直前に、それまで額、眉間に寄っていた苦悶と快感の皺がふっ、と消えて、忘我の相貌を見せるものです。 これは、女体が、絶頂を極めるに当たって、自然に見せる準備態勢です。水に飛び込むときに息を大きく吸って、身構えるのと似ています。 ただし、絶頂前の準備態勢は無意識に行われます。 絶頂時、全身が鋼のように硬化しますが、その直前に弛緩状態を生みだし、我知らず準備しているのです。 その瞬間に攻撃を緩めれば、まだイカせずに続けることができます。逆にその瞬間に一気に攻め込めば、あっという間にイッてしまいます。 |
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